書名 | 単著・共著 | 年月 | 発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称 | 編者・著者(共著の場合のみ) | 該当ページ数 | 概要 |
ファッション美学の成立にむけて | 単著 | 2003年06月 | 日本繊維製品消費科学会2003年年次大会 (於奈良女子大学) | | | 服飾論から服飾美学へと進化してきた過程と繊維論やアパレル論がファッション・マーケティング論へと進化してきた過程とを「ティスト論」あるいは「美学論」の立場から捉え直し、「ファッション美学論」の理論的枠組みを新たに構築する必要性がある。 |
ファッション美学の成立 | 単著 | 2003年11月 | ファッションビジネス学会創立10周年記念全国大会 (於文化女子大学) | | | 衣服やアパレル商品がファッション商品と言い換えられている現在、「服飾論」、「服飾美学」の範疇でファッション商品を述べるには無理がある。そこでファッション商品が消費活動を基盤にしているという点から、ファッション消費者行動を念頭に置く「ファッション美学」という新たな視点を成立させる必要がある。「ファッション美学」は、「美的感性」に加えてファッション・マーケティング論で扱われる「イメージ感性」、そして「生活感性」の統合によるものと考える。 |
梅田都心における消費者文化の担い手としての3百貨店の役割 ホリスティックブランディング・アプローチ(1) -ファッション美学的アプローチ- | 共著 | 2005年08月 | 関西支部創立10周年記念 ファッションビジネス学会全国大会 (於マロニエファッション専門学校) | ○川中美津子、宮武恵子、菅原正博 | | 個人の嗜好性の強いものを分析する場合、消費者の生活をホリスティックに捉え、消費者文化として分析する必要があり、その視点から分析することで、梅田地域にある阪急、大丸、阪神の3百貨店の違いを明確にすることができると考える。各売り場における「感性リッチ型生活文化」「エンジョイ型生活文化」「安定型生活文化」のしめる割合を、ライフサイクルと対応させながら算定すると共に、生活感性分析とイメージ感性分析を行った。 |
梅田都心における消費者文化の担い手としての3百貨店の役割 ホリスティックブランディング・アプローチ(2) -デマンド・チェーン・アプローチ- | 共著 | 2005年08月 | 関西支部創立10周年記念 ファッションビジネス学会全国大会 (於マロニエファッション専門学校) | ○宮武恵子、川中美津子、菅原正博 | | 梅田3百貨店の分析から「エンジョイ型生活文化」「感性リッチ型生活文化」にポジショニングされたtheory、エポカ、Max Maraの3ブランドについて観察調査を行い、感性測定尺度による生活感性分析とイメージ感性分析百貨店別の比較調査を行った。また、アパレル企業3社、テキスタイル企業2社、ニット産地3社のヒヤリング調査を行い、それらの結果をもとに生活文化度に対応する「商品企画」について検討した。 |
ファッション消費者行動におけるエモーショナル(快楽的)要因の位置づけ:かわいい論的考察 | 共著 | 2006年08月 | ファッションビジネス学会全国大会 -西日本支部創立10周年記念- 抄録 (於香蘭デザイン専門学校)
| ○川中美津子、宮武恵子、菅原正博 抄録(P.8) | P.8 | 「ファッション消費者行動」は一般的な「消費者行動」と基本的に異なるはずであるにも関わらず、その事が充分に究明されないまま放置されている。「ファッション消費者行動」と「消費者行動」の大きな違いがエモーショナル(快楽的)要因ではないかという仮説の下、先行研究の精査及び定性的調査からその正当性を探る。また、エモーショナル(快楽的)要因の現れである「かわいい論」の体系化を図った。 |
ファッション・メディアにおけるコンテンツ表現 かわいい論を基盤にして | 共著 | 2006年08月 | ファッションビジネス学会全国大会 -西日本支部創立10周年記念- 抄録 (於香蘭デザイン専門学校) | ○宮武恵子、川中美津子、菅原正博 | P.14 | ファッション消費者における「取り揃え行動」の環境は、店舗という概念にとらわれず、カタログやWebなど様々なチャネルから可能になり、その「取り揃え行動」の実現のために情報をマルチに収集するように変化している。快楽的提案をしているブランドは、雑誌やカタログ、Web等において、ファッション消費者の感性を刺激する枠組み実行しているという仮説を立て、その実態を検証した。 |
アウトサイドイン志向のファッション・ブランディング:ファッション広報・広告におけるクリエイティブ戦略の在り方 | 共著 | 2006年08月 | ファッションビジネス学会全国大会 -西日本支部創立10周年記念- 抄録 (於香蘭デザイン専門学校) | ○菅原正博、川中美津子、宮武恵子 | P.20 | マーケットイン志向からアウトサイドイン志向へとパラダイムを変容するために、ソフ ト志向のファッションブランディング&MOT (Management Of Technology)の体系を概観する。そして、このファッション・ブランディングの基本ステップをベースにして、グローバル市場で急成長している欧州のZARA, H&M,ベネトン、ステファネルおよび米国のギャップ、日本の百貨店、SPA,セレクトショップを対象に事例研究をおこない、クリエイティブ・ディレクターの育成問題を提案した。 |
団塊世代がつくる次世代高齢層のニューライフモデル考察 | 共著 | 2006年08月 | ファッションビジネス学会全国大会 -西日本支部創立10周年記念- 抄録 (於香蘭デザイン専門学校) | ○針木 文、豊田哲男、早川雅明、橘 喬子、川中美津子 | P.22 | 団塊世代女性の生活全般から、そのライフスタイルを検証し、次世代の高齢者のライフスタイルを提案する。(担当部分)食の部分を中心に担当。 |
感性中心主導(Kansei Centered Dominant Logic)論のデザイン経営教育への応用に関する一考察:ファッションMOTアプローチ | 共著 | 2007年08月 | 第9回日本感性工学会大会 (於工学院大学新宿キャンパス) | ○菅原正博、川中美津子、宮武恵子 | 予稿集H73 (CD) | ファッション・ブランディング教育を基盤にした「ファッションMOT」 のあり方について、人間の快楽感性表現の一つの手段としての「ファッション感性」をイメージ的に分類し、その「感性分類」知識を、ファッション・ブランディングに落とし込んでいく「主導論理」(Dominant Logic)の解明という具体的な事例研究を中心に報告した。 |
A Study on the Educational Method of Design Management about "Kansei Centered Dominant Logic" -An Aproach to Fashion MOT(Management OF Technology) | 共著 | 2007年10月 | KEER 2007(感性工学と感性研究の国際会議 2007)
(於がでる27、札幌 | ○菅原正博、川中美津子、宮武恵子 | | ファッション・ブランディング教育を基盤にした「ファッションMOT」 について、「ファッション感性」をイメージ的に分類し、その「感性分類」知識を、ファッション・ブランディングに落とし込んでいく「主導論理」(Dominant Logic)の解明を具体的な事例研究を中心に英語で報告。
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ファッションMOTと「感性中心主導論理(Management OF Technology)論 | 共著 | 2007年10月 | 2007日韓学術交流会議(於梨花女子大学、韓国) | ○菅原正博、川中美津子、宮武恵子 | | ファッション・ブランディング教育を基盤にした「ファッションMOT」 のあり方について、人間の快楽感性表現の一つの手段としての「ファッション感性」をイメージ的に分類し、その「感性分類」知識を、ファッション・ブランディングに落とし込んでいく「主導論理」(Dominant Logic)の解明という具体的な事例研究を英語で報告。
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ファッション消費者行動における快楽的要因の位置づけ:かわいい論的考察 | 共著 | 2008年09月 | 和歌山大学・宝塚造形芸術大学合同研究発表会抄録
(於宝塚造形芸術大学梅田キャンパス) | ○川中美津子、宮武恵子、菅原正博 | p.90~93 | ファッション消費者行動の特徴をエモーショナル(快楽的)な要因ではないかという仮説に従い、先行研究の精査及び定性的調査からその正当性を明らかにした。さらに、テイスト・セグメンテーションで明らかになる「かわいい」が快楽的な要因に大きな役割を果たしていることが明らかになった。 |
ラグジュアリーファッションブランディング経験価値に関する一考察 | 共著 | 2008年09月 | 和歌山大学・宝塚造形芸術大学合同研究発表会抄録
(於宝塚造形芸術大学梅田キャンパス) | ○菅原正博、川中美津子、宮武恵子 | p.14~19 | ラグジュアリー・ファッション・ブランディングにおいて「コア・テイスト」の部分を如何に「見える化」するかという点が重要である。ファッション・ブランドとして消費者から認知されるためには、その「ブランド・コンセプト」のなかに「ラグジュアリー経験価値」が味わえる要素を加味しする必要性がある。そのためにも、「快楽感性」を扱うプランニング・ロジックを開発していく必要がある。 |
ラグジュアリーファッションブランディング経験価値に関する一考察―ヒューマン・カルチュラル・テクノロジーアプローチ | 共著 | 2008年09月 | 日本感性工学会大会 予稿集(CD) (於大妻女子大学) | ○菅原正博、川中美津子、宮武恵子 | 12G-09 | ラグジュアリー・ファッション・ブランディングにおいて「コア・テイスト」の部分を如何に「見える化」するかという点が重要である。ファッション・ブランドとして消費者から認知されるためには、その「ブランド・コンセプト」のなかに「ラグジュアリー経験価値」が味わえる要素を加味しする必要性がある。そのためにも、「ヒューマン・カルチャー・インターフェース」的視点を持って、「快楽感性」を扱うプランニング・ロジックを開発していく必要がある。(共同研究者 |
ファッション消費者行動における快楽的要因の位置づけ:かわいい論的考察 | 単著 | 2008年10月 | 日本衣服学会創立60周年記念大会 要旨集 (於京都テルサ) | | P.34~35 | ファッション消費者行動の特徴をエモーショナル(快楽的)な要因ではないかという仮説に従い、先行研究の精査及び定性的調査からその正当性を明らかにした。さらに、テイスト・セグメンテーションで明らかになる「かわいい」が快楽的な要因に大きな役割を果たしていることが明らかになった。 |
ラグジュアリー・ブランディングにおけるテイスト・セグメンテーション戦略 | 単著 | 2009年03月 | 第5回日本感性工学会春季大会 予稿集(CD) (於宝塚造形芸術大学大阪梅田キャンパス) | | 14D-01 | ラグジュアリー・ブランドといわれながらも、歴史と文化の違うそれぞれのブランドは、それぞれに顧客を引き付けている。実際のラグジュアリー・ブランドをファッション美学的テイスト・セグメンテーション軸にポジショニングすることにより、ラグジュアリー・ブランドの違いがテイストの違いであることが明確になった。 |
ラグジュアリー・ブランディングの感性価値創造とそのロジックの解明1:ファッション美学的アプローチ | 共著 | 2009年09月 | 第11回日本感性工学会大会 予稿集(CD) (於芝浦工業大学豊洲キャンパス) | ○川中美津子、宮武恵子、菅原正博、大谷 毅 | 1C2-5 | テイスト・セグメンテーションによるファッション消費者の的確な分類から、ラグジュアリー・ブランドにとっての感性価値は、「快楽感性」が大きい要因であることが明確になった。そのことから、ラグジュアリー・ブランドの感性価値創造にテイスト・セグメンテーションが大きな役割を果たしていることが明らかになった。 |
イタリア・ラグジュアリー企業ブランディング戦略研究 DOLCE & GABBANAブランディング事例を中心にして | 共著 | 2009年09月 | 第11回日本感性工学会大会 予稿集(CD) (於芝浦工業大学豊洲キャンパス) | ○宮武恵子、川中美津子、菅原正博、大谷 毅 | 1C2-2 | パリ・ミラノで定着しているラグジュアリー・ブランド・ビジネスについて観察し、日本の企業家がなぜこの市場に食い込めないのかを、感性工学的な枠組みで検証すること目的として、「DOLCE & GABBANA」のスティリスタとしての立場で仮想的アプローチを試みる。イタリア・ラグジュアリー・ブランド・ビジネスは企業として拡大路線をとっていくという結果になり、デザイナー・ブランドから企業ブランディングへと転換していっていることが明らかになった。 |
ラグジュアリブランドビジネスのベンチマークとしてのDOLCE & GABBANA | 共著 | 2009年09月 | 第11回日本感性工学会大会 予稿集(CD) (於芝浦工業大学豊洲キャンパス) | ○宮武恵子、川中美津子、菅原正博 | 2B2-3 | ラグジュアリー・ブランド企業は快楽感性価値を創造して、高級ブランドのジャンルを築き上げてきた数少ない企業群であり、特定のハイクラスの顧客層のステイタス・シンボルとしての欲望を満たしてきた。
ファッション・デザインのどこの部分にラグジュアリー・ブランドを創造できるロジックが埋め込まれているかを、ファッション・デザインの工程に沿って検証する。 |
ラグジュアリー・ブランドのテイスト・セグメンテーション戦略 | 単著 | 2010年09月 | 第12回日本感性工学会大会 予稿集(CD) (於東京工業大学大岡山キャンパス) | | | ラグジュアリー・ブランドを成立させるためには、作り手のクリエイティブ感性だけではなく、どういうブランドに育て上げるのかという「経営者」の経営感性と、そのブランドを受容する消費者の感性が、快楽感性に於いて統合されることが不可欠である。そして、快楽感性を解明するには、スタイル・ターゲティングとテイスト・セグメンテーションが有用である事が明確になった。 |
ミラノ・Dolce and Gabbanaの予測とZARAミラノ店のプレタポルテ風商品との対比 | 共著 | 2010年09月 | 第12回日本感性工学会大会 予稿集(CD) (於東京工業大学大岡山キャンパス) | ○宮武恵子、川中美津子、菅原正博、大谷 毅 | | 現地調査を基盤としてラグジュアリー・ブランドのスティリスタとしての立場で2010年秋冬の商品提案を予測をし、さらに現地調査で理解できた「イタリア・ラグジュアリー・ブランドの製品設計とファストファッションの製品設計についてデザインの発想や方法が異なるのではないか」という仮説に対してDolce and GabbanaとZARAやH&Mを比較することで、その実態を解明しようとする試みである。 |
『新人類』女性におけるファッション意識と行動に関する一考察 | 共著 | 2010年09月 | ファッションビジネス学会全国大会 -関西支部創立15周年記念- (於マロニエファッションデザイン専門学校) | ○川中美津子、白坂文、弘津真澄、橘 喬子、林 仁美、早川雅明 | | 2009年11月から2010年1月にかけて「学生の母親のライフスタイルとファッション意識・行動に関するアンケート」を行い、718名の回答を得た。かつて『新人類』と呼ばれた世代が現在学生の親の中心を占めているので、アンケート結果から45~49歳の人に焦点を当て、10年前に行った「世代間におけるファッション意識と行動に関するアンケート調査」の結果と比較検討を行った結果の一部を報告。 |
感性知識マネジメント
―ファッション教育の視点から1― | 単著 | 2011年05月 | 感性工学会関西支部会2011 予稿集(CD) (於宝塚大学) | | 019 | ファッション知識の共有化ということは、ファッションの意味するものが何か、そしてそれがどのように人々に伝わり、どう変化してきたのかを正確に共有することである。特権階級のものであったファッションが情報と技術が発展するに伴い、対象を拡大し大衆化・若年齢化の道をたどっている。そこでは、ファッションに関するマナーや知識・ルールは伝わりにくく、膨大なファッション知識等を効果的に共有することが、ファッション教育の課題であることが明確になった。 |
「感性知識」をどうしてマネジメントするのか | 共著 | 2011年05月 | 感性工学会関西支部会2011 予稿集(CD) (於宝塚大学) | ○菅原正博、川中美津子 | 005 | ラグジュアリー・ブランドの差別化戦略のマネジメントにあたり、エスノグラフィ戦略という知識獲得方法を用いて実証研究を行った結果、ファッション分野ではベテランのデザイナーやバイヤーは、企画したいファッション感性を数種類のキーワードで「感性知識価値」として分類している。「モノ作り」の知識ベース(わざ)だけでなく、「ブランディング」知識ベース(わざ)の研究が立ち遅れており、感性価値知識マネジメントのロジック研究と並行して、「ブランディング」知識ベース(わざ)を身に付けた「クリエイティブ・ディレクター」の育成が課題となる。 |
業態別のコレクション・デザインとファッション・デザイナーの役割―ファッション・デザイン教育のグローバル・スタンダード化戦略(1)― | 共著 | 2011年10月 | ファッションビジネス学会2011年度全国大会 (於香蘭女子短期大学) | ○川中美津子、菅原正博、宮武恵子 | | 欧米および日本の教育機関でファッションデザイン教育のためのテキストが編集されたのは1950~60年にかけてである。その当時は、それぞれの国のファッション・ビジネスの状況に合わせて、ファッション・デザイン教育体系が図られた。その後21世紀にはいって、SPA、セレクトショップ、ファスト・ファッションといった業態が急成長し、ファッション・デザイナーの役割も大きく変化しつつある。本研究では、この進化過程を「ファッション・デザイナーの仕事」に焦点を当てて、検証する。 |
卒業制作コレクション企画のあり方―ファッション・デザイン教育のグローバル・スタンダード化戦略(2)― | 共著 | 2011年10月 | ファッションビジネス学会2011年度全国大会 (於香蘭女子短期大学) | ○菅原正博、川中美津子、宮武恵子 | | 日本のファッション・デザイン教育面で、産業界の要望と教育機関との間でミスマッチが生じつつある。その一つの兆候として、ファッションデザイン卒業生の就職率が低下し、ファッションデザイン教育の質が問われつつある。一方、欧米のファッション・デザイン教育では、産業界の意向を反映した卒業制作のコレクション企画に重点が置かれている。日本および中国におけるファッション・デザイン教育も、産業志向した「卒業制作コレクション」を就職の出口戦略としてカリキュラム上に位置づけすべきである。 |
ファッション美学と感性分類 | 単著 | 2013年05月 | 日本感性工学会 第3回関西支部大会(於相愛大学) | | CD-02 | 服飾美学が個人の服飾に対する美学であるのに対して、消費活動を基盤にしているファッション商品を、選択し、自分の好みにあうようにアレンジする感性を身に付けたファッション消費者の感性を工学的に研究するのが「ファッション美学」であり、「服飾美学」「ファッション・マーケティング論」「服飾論」から進化したものである。トレンド分析やデザイン企画をする際にトレンドイメージやデザインイメージ、素材イメージを的確に表現する目的で活用されている感性分類を用いて、ファッション感性の可視化する心もである。 |
ファッション美学とファッション消費者行動 | 単著 | 2015年03月 | 第10回日本感性工学会春季大会(於京都女子大学) | | 5D-01 | 服飾美学は、ある個人の創り出す服飾の世界について、あるいはそれに追随する人たちによって生み出される美的世界についての研究である。しかし、アパレル産業分野では大量生産方式が確立し、もっぱら日常的な衣服は「アパレル商品」として購入することが常態化している現代においては、人々はファッション消費者となった。「ファッション美学」がファッション消費者を対象とする以上、その消費者をよく理解するところから出発するべきであるので、「ファッション消費者行動」の分析の方法から「ファッション美学」の本質を考察したい。 |
一般セッション<ファッション>の座長を務める(2015.3.28) | 単著 | 2015年03月 | 第10回日本感性工学会春季大会(於京都女子大学) | | | 一般セッション<ファッション>の座長を務める
1D-01電子商取引のための感性情報データベースに基づくアパレル生地検索システムの構築、1D-02 衣服画像の色情報を利用した感性モデルの構築、1D-03 テキスタイルシミュレータの織物表現度における織柄と色の影響、1D-04 実店舗における消費者のウィンドウショッピングの行動分析、1D-05 ラグジュアリーファッションブランドのトレンド分析 SD 法と因子分析による経時的変化の可視化、1D-06 上衣衣服原型の作図法の違いが衣服立体形状に及ぼす影響 以上6件 |
ファッション美学と布地の感性分類 | 単著 | 2015年09月 | 第17回日本感性工学会大会(於文化学園大学) | | I41 | 企画セッション:ファッション・デザインとTPS(Textile Proposal System):ファッション美学アプローチの、「ファッション美学と布地の感性分類」において、ファッション・マーケティングにおいて活用されてきたデザインイメージ、シルエットイメージさらには素材、主に布地のイメージの感性分類が、ファッション美学を明確化させる手段になり得ることを明らかにしたい。 |
企画セッション<ファッション・デザインとTPS(Textile Proposal System):ファッション美学アプローチ>の座長を務める(2015.09.2) | | 2015年09月 | 第17回日本感性工学会大会(於文化学園大学) | | | 企画セッション:ファッション・デザインとTPS(Textile Proposal System):ファッション美学アプローチの座長を務める。I41 ファッション美学と布地の感性分類、I42 コンセプチャル・ブランディングにおけるデザインワーク、I43 「sacai のファッション・スタイリングの魅力」とアートグラフィ、I44 感性リッチ市場向けのグローバルブランド企画の在り方:テキスタイルからのアプローチ,I45 感性リッチ型時代における SACAI Brand Designing の仕組み テキスタイルの魅力度分析を中心にして、I46 テキスタイルメーカーの製品設計にみるfrontloading について 以上6件 |
ファッション美学と神戸感性 | 単著 | 2016年03月 | 第11回日本感性工学会春季大会(於神戸コンベンションセンター) | | K1-1 | 「京の着倒れ、大阪の食い倒れ、神戸の履き倒れ」と言われるように、JRで30分の距離に有る街でも、その特徴は大きく違っている事が以前から言われてきた。そこで、一口に関西といわれている中での、神戸・京都・大阪のテイストの違いをファッション美学の手法を用いて明らかにすることを試みる。 |
一般セッション<香り/その他>の座長を務める(2016.03.26) | | 2016年03月 | 第11回日本感性工学会春季大会 (於神戸コンベンションセンター) | | | 一般セッション<香り/その他>の座長を務める
G7-1洗顔石鹸における香りの心理的効果、G7-2能動的な行動設計を与えたロボットの印象評価、G7-3三次元耳介形状と音像定位能力との関係分析、G7-4車載機器の感性評価の研究( 第10 報)~車外風景への情報付与による「わくわく感」の評価、G7-5システム思考による繁盛店づくりのための看板の基本的役割、G7-6感情受容時の脳の情報処理の脳血流測定による推測、G7-7運動時の心理的負担感の要因の分析・軽減するための働きかけの推定、G7-8動的刺激に対する触感覚の感性評価 以上8件 |
査読セッションの座長を務める(2016.03.27) | | 2016年03月 | 第11回日本感性工学会春季大会(於神戸コンベンションセンター) | | | 査読セッションの座長を務める
S4-4中国アパレル SPA 企業における設計主務者の意思決定プロセスに関する一考察、S4-5ファッションイラストレーションにおける表現技法の主観評価実験による定量的検証、S4-7町家カフェファサードにおける日本人と韓国人の感性評価の比較 以上3件 |
大阪うめだ!群れる感性!とファッション美学 | 単著 | 2017年03月 | 第12回日本感性工学会春季大会(於上田安子服飾専門学校) | | | 関西で1番多くの人が集散する梅田は、ビジネスやショッピングが中心の街であったが、 近年には大学や専門学校を中心とする、知識の街の側面を強めている。梅田に集まる知的好奇心の旺盛な若者たちの、若々しい多彩な感性が、ファッション美学的な視点から解明されると推測される。
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企画セッション2<ファッション美学とサービスデザイン>の座長を務める(2017.3.29) | | 2017年03月 | 第12回日本感性工学会春季大会(於上田安子服飾専門学校) | | | 企画セッション2<ファッション美学とサービスデザイン>の座長を務める。1A05 皮革産業産地における感性教育によるブランド構築の試み、1A06 「かわいい」「kawaii」ファッションの理論化に向けて~ 女子大学生にみる解釈とその構造 ~、1A07フランスの高校付属応用美術専門課程との交流授業事例、1A08デニムブランド 以上4件
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一般セッション<コミュニケーション>の座長を務める(2017.3.30) | | 2017年03月 | 第12回日本感性工学会春季大会(於上田安子服飾専門学校) | | | 一般セッション<コミュニケーション>の座長を務める
2B-09スマートフォン写真を用いた街の魅力発見の研究
2B-10企業コマーシャルの文化的差異~日本版と中国版の比較~
2B-11聴覚障害者に読みやすいスクロール表示文の検討
2B-12インテリアコーディネートの共同作業プロセスの分析とモデル化 以上4件
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ファッション美学とファッション感性 | 単著 | 2018年03月 | 第13回日本感性工学会春季大会(於名古屋大学工学部) | | | ファッション美学の基本的な考え方を、美的感性デザイン、イメージ感性デザイン、生活感性デザインの3つの構成要素から解説し、それをアメリカのトランプ大統領の娘であるイバンカ補佐官のファッションで検証した。 |
保育者・小学校教員を志す学生への造形教育について : 図画工作の授業を事例として(実践報告) | 共著 | 2018年03月 | 相愛大学 、相愛大学研究論集(第34巻第2号) | 〇川中美津子、高田学、川嶋啓子 | 7-14 | 保育士養成のための基礎技能の育成をめざし、さらに幼稚園・小学校教諭をめざす学生への造形教育の基礎として開講されている「図画工作」の内容を報告するものです。
絵がうまく描ける、形をうまく表現できる、ということではなく、表現することが好きで、そして課題に真摯に取り組むことができ、後かたづけがきっちりとできること、子どもたちが創り出す様々な表現に対して、前向きな言葉が掛けられる人材の養成をめざしています。 |
企画セッション<2019ファッションAIサミット>のシンポジウム「ファッションAIサミット前夜祭」のパネリストを務める | | 2019年03月 | 第14回日本感性工学会春季大会(於信州大学繊維学部) | | | 京都産業大学の荻野 晃大氏、上田安子服飾専 門学校の鶴 鉄雄氏らと共にパネリストを務める。
AIを活用することで、来店客のファッションを解析して着用のトップスにマッチするボトムスを提案したり、SNS上のスナップ写真と組み合わせて活用することで、大量のデータを解析してのトレンド予測や商品開発が可能になってくると。
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