題目 | 年月 | 概要 |
学校図書館専門職に必要なもの | 2013年04月 | 第151回図書館学教育研究グループ例会
学校図書館専門職に必要なものを検討する「道具」として、「学校図書館の専門スタッフとボランティアの役割分担例(子どもの読書サポーターズ会議)」と「司書課程(新カリキュラム)」を組み合わせ、表にしたものを提示した。 参加者とともに「学校図書館専門職に必要なもの」を司書課程からピックアップすることを行った。 |
あえて図書館貸出記録を用いたDB教育の提案 | 2013年08月 | 全国高等学校情報教育研究会 第6回全国大会
頭師 康一郎氏、新海 公昭氏との共同発表
現在の高等学校情報科「情報の科学」の教科書2社3種類で、データベースの実習の題材として「本来生徒が見ることが適切ではない、学校図書館の貸出記録」が取り上げられている。しかし、貸出記録を用いた実習をやめるよりも、貸出記録を用いた適切な授業を行うことによって、生徒はプライバシーも合わせてデータベースへの理解をより深めることができると考え、貸出記録を用いた授業案を提案した。 |
「よい問い」をつくるワークショップ | 2013年08月 | コンピュータ利用教育学会 2013 PC カンファレンス
有吉 末充氏との共同発表
「図書館活用法」の授業の一部分を、作成したwebページと”壁全面のホワイトボード”を用いてワークショップとして行い、参加者と議論を行った。
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これまでの状況(テストをつくりカリキュラムをつくるワークショップ)-学校図書館専門職の養成について | 2014年01月 | 第157回図書館学教育研究グループ例会
「学校図書館集合知カリキュラムプロジェクト」を立ち上げた最初の発表。合宿形式で行った。 国内外の基準を紹介した後、ワークショップ形式で参加者は学校図書館専門職の養成・研修に関するテストを作成した。また、参加者は事前に用意されたテストを解き、学校図書館専門職の専門性について議論した。 |
学校図書館専門職員(学校司書)の養成についての考察 | 2014年02月 | 日本図書館研究会 第55回研究大会
松崎 博子氏、柴田 正美氏との共同発表
図書館学教育研究グループでは、「テストを作成することで目標を明確にする方法を用いてカリキュラムを構築する」ことを通じて、「学校図書館で働く人の専門性」や「学校図書館は児童生徒にどのような教育をするのか」を見いだす「学校図書館集合知カリキュラムプロジェクト」を進めている。現在のところ、根拠に基づくカリキュラムは未完成であり、約300問の「テスト」が完成している。合わせて、「テスト」を用いる手法の紹介と「柴田学司試案に合わせた正誤問題」を用いた検討の経緯を報告した。 |
公立図書館司書検定試験 | 2014年03月 | 関西文脈の会 第22回勉強会
第二次大戦中に日本で行われた「公立図書館司書検定試験」について紹介し、”検定の合格者が昭和30年の時点でどの程度図書館で働いているか”から、この試験が与えた影響を議論した。
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学生に「よい問い」を作らせる授業--「よい問い」を定義し、レコメンドシステムを視野に入れて-- | 2014年03月 | 日本知能情報ファジィ学会 ソフトサイエンス研究部会
第161回ファジィ科学シンポジウム
学生が問いとして自らの疑問を表現する「図書館活用法」(「21世紀図書館学」)の授業の一部分を”壁全面のホワイトボード”と、”制作したwebサイト”を用いてワークショップとして行い、参加者と議論を行った。
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みんなで作る学校図書館専門職員テスト問題 | 2014年07月 | 第160回図書館学教育研究グループ例会
「学校図書館集合知カリキュラムプロジェクト」の現状報告の後、メンバーが持ち寄ったテストを用いて学校図書館の専門性について議論した。 |
学生が問いをつくる方法の検討--壁全面ホワイトボードとブラウザ上を比較して‐- | 2014年08月 | コンピュータ利用教育学会 2014 PC カンファレンス
「学生が"よい問い"をつくれるようになる」ことを目的とした授業を、大学の教養課程で行っている。学生は図書館内に設置された「壁全面に広がる大型のホワイトボード(WBW)」と、PCにて「作図サイト」とそれぞれに別のイメージマップを描いて、2回問いを作成した。 WBWは作図サイトに比べ、書かれる単語の数は多かったが、"よい問い"かを教員3名で判断したところ、WBWと作図サイトの間で違いがあるとは言えなかった。「WBWのほうが"よい問い"が作成できれば、WBWに教育効果がある」と考えたが、"よい問い"の定義が曖昧であることもあり、WBWの教育効果は確かめられていない。 当日は「"よい問い"の定義」「WBWの有効性の測定方法」などについて議論を行った。 |
学校司書養成のカリキュラムについて考える | 2014年11月 | 第162回図書館学教育研究グループ例会
2014年以降に提案された2種類の「学校司書の養成カリキュラム」案の比較検討を行った。その後、そのカリキュラムの1つの提案者とともに、「学校司書の養成カリキュラム」「学校司書のあるべき姿」を実現できる方策について検討した。 |
学校図書館に関する研修内容の提案 | 2015年02月 | 日本図書館研究会 第56回研究大会
羽深 希代子氏、飯田 寿美氏、市川 直美氏、奥野 吉宏氏、狩野 ゆき氏、頭師 康一郎氏、高木 享子氏、谷嶋 正彦氏、中村 由布氏、長田 怜奈氏、二宮 博行氏との共同発表
学校司書の配置が進む中、各学校の教育目標を達成するために学校司書は何を行うのかは共有されているとは言いがたい。あまり行われていないと考えられる「管理職向けの研修」の内容を検討することで、学校図書館の活性化に結びつけるとともに、学校司書の職務内容、学校司書の専門性の提案を行った。 (「学校図書館研究グループ」としての発表。主に「研究の目的を明確にする」「論を組み立てる」部分で役割を果たした) |
学校司書カリキュラムについて考える | 2015年02月 | 日本図書館研究会 第56回研究大会
頭師 康一郎氏との共同発表
「図書館学教育研究グループ」としての発表。学校図書館法の改正に合わせ、すでに提案された学校司書の養成カリキュラムを比較し、自グループの案を示した。また、1科目を取り上げ「学校図書館集合知カリキュラムプロジェクト」のテスト問題を利用し、内容を検討した。 (プロジェクトのリーダーとして研究をまとめるとともに、「カリキュラムの比較」「1科目の内容の検討」を担当した。) |
高専の情報教育・明石高専の情報教育 | 2015年02月 | 大阪プログラミング・情報教育研究会
高等専門学校(高専)では、学習指導要領のような標準化されたカリキュラムは設けられていない。そのため、明石高専をはじめとする多くの高専において、PCを用いる授業は多く行われているが、高校では必履修となっている「情報」のような科目は設けられていない。また、情報科学を専攻する学科においては、「情報」が行われていないのは同様である一方、情報科学に関する専門的な授業が多数行われている。 明石高専のシラバスと「情報」が例外的に行われている奈良高専・大阪府立高専のシラバスを比較しつつ、工学を専門とする学生に対する情報教育のあり方や、高校での「情報」のあり方を議論した。 |
学生が「問い」をつくる(だけの)授業 | 2015年03月 | 環境人文学研究会 2014年度第4回研究会
担当した和歌山大学の教養科目「図書館活用法」(「21世紀図書館学」)の内容を、ワークショップ形式で紹介し、改善すべき課題について議論した。 |
学校司書養成カリキュラムについて | 2015年03月 | 日本図書館協会 図書館情報学教育部会 第2回研究集会
学校司書の専門性について議論する際の材料として、先行する学校司書の養成カリキュラム案を比較した。また、自らのグループのカリキュラム案(日本図書館研究会 「第56回研究大会」での発表など)の構築方法を紹介し、カリキュラムを検討することで「学校司書はどの程度教育に関わるか」などの論点が明確になることを紹介した。 |
高専の数学教育・明石高専の数学教育 | 2015年03月 | 日本知能情報ファジィ学会ソフトサイエンス研究部会 バイオメディカル・ファジィ・システム学会 ESA(教育システム解析)研究会
第167回ファジィ科学シンポジウム
保田 洋氏, 石田 百合子氏, 松宮 篤氏との共同発表
高等専門学校では、一般的な大学工学部と同等以上の内容の数学教育が行われている。明石高専において高いレベルの数学教育が可能となっている要因を探ると共に、参加者は授業担当者より明石高専の実践を体験し、高校や大学での数学を専門としない学生への数学教育について議論した。 (岡田はシラバスなどから現状を分析し、松宮は自らが実際に行っている事例を紹介した。)
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イメージを描くことによる授業評価アンケート-学生は授業の目標物を絵に描くか- | 2015年03月 | 京都大学高等教育研究開発推進センター 大学教育研究フォーラム
Using the image drawing method to examine students' perceptions of school libraries. In IASL 2014 proceedings pp.205-212 を踏まえ、他9大学8つの司書教諭課程の授業で同様の「絵を描く授業評価アンケート」を実施し、自らの授業との比較を行った。 結果、学校図書館員を描く学生が増加傾向を示した授業は1つのみであり、自らの授業の受講生の受講後の学校図書館員を描く割合は、他大学の受講生の割合より有意傾向で高く、自らの授業はある程度成功しているものと示唆された。 |
学校司書養成カリキュラムを深める | 2015年05月 | 第164回図書館学教育研究グループ例会
日本図書館協会 図書館情報学教育部会 2014年度第2回研究集会「学校司書養成カリキュラムについて」の発表の報告・先行するカリキュラム案の紹介と合わせ、「学校図書館集合知カリキュラムプロジェクト」のテスト問題で作成した科目「学校図書館サービス論」の内容の検討を行った。 |
学校司書養成カリキュラムの科目内容の検討 | 2015年07月 | 第165回図書館学教育研究グループ例会
「学校図書館集合知カリキュラムプロジェクト」のテスト問題で作成した科目「学校図書館情報資源論」の内容の検討を行った。 |
学校司書の養成カリキュラムについて | 2015年11月 | 第167回図書館学教育研究グループ例会
「学校図書館集合知カリキュラムプロジェクト」の各科目間の内容の重複を整理し、今後の方針を検討し、確認を行った。 |
「学生が絵を描く授業評価アンケート」の司書教諭課程の科目ごとの分析 | 2015年12月 | 西日本図書館学会 平成27年度 秋季研究発表会
「学生が学校図書館の絵を描く授業評価アンケート」を行ってきた。教職課程の”学校図書館員の重要性を理解する”授業では、「絵の中に学校図書館員を描いた学生が、授業の最初と最後でどの程度増加したか」で授業の評価を試みた。しかし、司書教諭課程において、「情報メディアの活用」であれば”PC”が指標となる可能性があるが、「読書と豊かな人間性」では何が変化すればいいか。12大学の調査から科目ごとの分析を試みた。 |
学校司書養成カリキュラムについての各科目の内容の検討 | 2016年02月 | 日本図書館研究会 第57回研究大会
頭師 康一郎氏、川原 亜希世氏との共同発表
「図書館学教育研究グループ」としての発表。昨年度の「学校司書養成カリキュラム案」を、と内容の重複を確認し「学校司書養成カリキュラム2016」へと科目を整理し、履修の順序を示した。さらに、学校司書科目として新たに設置した科目の内容を提案した。 |
絵を描く授業評価アンケート | 2016年03月 | 日本知能情報ファジィ学会 ソフトサイエンス研究部会
第173回ファジィ科学シンポジウム
自らが提案する手法「絵を描く授業評価アンケート」において、例外的に描かれる絵を検討し、判定の方法を探った。
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「学生が絵を描く授業評価アンケート」の新たな評価項目 | 2016年03月 | 京都大学高等教育研究開発推進センター
第22回 大学教育研究フォーラム
「絵を描く授業評価アンケート」において、学校図書館が理想とする形で活用されているか調べるため、新たな指標として”コミュニケーション”の可能性を探った。変化がみられた授業もあり、詳細の検討が必要であることが分かった。
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Image Drawing Method of School Librarian Instruction | 2016年05月 | 2016 KLISS 1st International Conference
「アジア太平洋図書館情報学会」と「韓国文献情報学会」が合同して行った夏季大会の招待講演に招かれた。以前より取り組んでいる「絵を描く授業評価アンケート」の手法を提案し、韓国の1大学におけるプレテストの値を紹介した。絵を描く手法によって、さまざまな国において学校図書館や学校図書館員がどうとらえられているか知ることができ、学校図書館がどのようなサービスを行っていけばよいか、図書館員養成の授業を行うときにどのようなところを重視すべきか検討できると提案した。 |
Using the image drawing method to examine advanced lectures of a teacher librarian program | 2016年08月 | The Annual International Conference of the International Association of School Librarianship 2016
「「学生が絵を描く授業評価アンケート」の新たな評価項目」の続報。サンプル数を増やし、新たな指標として”コミュニケーション”の可能性を探った。学校図書館員との協働を考える学生は絵の中に学校図書館員を描く傾向が見られたが、多くの授業では変化せず、特定の授業においても変化することも見られなかった。 |
『学校司書養成のモデルカリキュラム案』について考える | 2016年11月 | 第173回図書館学教育研究グループ例会
文科省が設置した「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」が2016年10月20日に公表した『これからの学校図書館の整備充実について(報告)』をとりあげた。特に科目名と内容が含まれた「学校司書のモデルカリキュラム」を分析し、普及可能性を検討した。 |
学校司書モデルカリキュラムに対応した司書科目「情報サービス論」の内容構築 | 2017年03月 | 第175回図書館学教育研究グループ研究例会
司書科目「情報サービス論」「情報サービス演習」を学校司書モデルカリキュラムに対応させるには、いくらかの科目内容の修正が必要となる。学校司書の内容をどう組み込むか、またその予想される問題点を、試行的な実践も含めて報告した。 |
Trial of the image drawing method for Korean LIS students | 2017年08月 | Commemorative Conference for LISSASPAC Japan Chapter
[Aim] Previously, I examined changes in the pictures that university students drew of their school library over time while taking a course of school libraries. My lecture explained the importance of school librarians. So it was expected the number of students who drew a librarian would increase compared with drawings done by these same students prior to taking part in the course. While my original students showed an increased tendency, revealing that my lectures successfully. But the ratio of my students who depicted librarians was at the same level as that of the students in the teacher librarian courses, it is required the rate by high understanding students. And when applying the method to advanced lectures, there is a need to select the new themes in the pictures. [Method] A collaborator investigated about his students of “School Librarianship” course in LIS department in Korea. [Results] Including librarian, the ratios of the students who depicted themes was at the same level as that of students in Japan, and there is no increase theme. [Conclusion] It was confirmed that even students who understood the importance of librarians did not in all cases draw a librarian. However, no new useful themes were found. |
新学習指導要領を学ぶ | 2018年09月 | 第184回図書館学教育研究グループ研究例会
新しい学習指導要領は、小学校での英語やプログラミングの導入、「主体的・対話的で深い学び」などの変更点はあるが、教育の大枠は以前と同じであると考えられる。しかし、細かい修正点は数多くあり、「学校図書館で授業を行う」といった具体的な点で考えれば、現場としてはいろいろな対応が求められることが予想される。 今回は、新しい学習指導要領を大まかに確認し、学校図書館への影響を検討した。 結果として、中学校社会や高校の地理歴史において「課題を追究したり解決したりする活動」が増えていること、ただし『学習指導要領解説』では日本史探究の「生徒自らが主題を設定」し「諸資料を活用して探究する活動」は1回のままであるなど大きくは変わらないこと、大きくは変わらない中で養成段階では何を教え何ができるようになったらいいか考えていかないといけないことなどを報告した。 |
学校司書モデルカリキュラムの実施状況を調べる(2) | 2019年01月 | 第186回図書館学教育研究グループ研究例会
前回は2017年度に始まった学校司書モデルカリキュラムを開講する大学のモデルカリキュラム科目のシラバスを集め,どのような傾向が見られるか,9科目について比較検討を行った。今回は残り1科目の比較検討を行い,学校司書モデルカリキュラムの科目のシラバスの比較検討を続ける。この研究は2月の研究大会での発表に向けて行うものである。学校司書モデルカリキュラムの実施状況を調査し,実施大学のモデルカリキュラムの科目のシラバスを収集し,科目ごとに比較検討を加える。このモデルカリキュラムの特徴である,司書科目,教職科目,司書教諭科目に,独自科目を加えたカリキュラムが,実際にどのように運用されているのか,そこにはどのような問題点があるのかを明らかにする。 |
学校司書のモデルカリキュラムの実施状況とその課題 | 2019年02月 | 日本図書館研究会第60回研究大会
川原 亜希世氏との共同発表
学校司書のモデルカリキュラムを開講している24大学の該当科目のシラバスを収集し、分析した。結果として、 1. 「読み替えず独自科目を設置すれば、司書と学校司書の両方を目指す学生は似た内容の科目を履修する必要が出る」「他大学で履修済みの科目がある学生は、履修した年度のシラバスを確認して、証明書を発行しなければならない」といった各大学の運用上の問題 2. 「科目によっては、学校図書館の専門でない教員が担当する可能性が高い」「現状、モデルカリキュラムを開講している大学は全て司書課程もあり、 SLA の講義指針のまま教えられる可能性は低い」といったことから、よりよい実践事例の共有が必要 3.「学校司書独自科目の「学校図書館情報サービス論」のシラバスに “ 支援 ” の語がない」ことからも、“指導”を行う司書教諭と、“支援”をする学校司書との分担が課題であることが改めて確認できた などが見つけられた。 |
学校司書モデルカリキュラムの実施状況を調べる(3) | 2019年03月 | 第187回図書館学教育研究グループ研究例会
研究大会での発表を振り返り、学校司書モデルカリキュラム実施大学へのアンケート調査の項目を検討した。 |
学校司書モデルカリキュラムの実施状況に関するアンケート調査(第1次)の集計結果報告 | 2019年05月 | 第188回図書館学教育研究グループ研究例会
学校司書のモデルカリキュラムの開講状況について、司書課程・司書教諭課程の開設へ往復はがきにてアンケート調査を行い、その結果を報告した。 結果として、「36大学がモデルカリキュラムを開講していると回答したが、実際に開講されているのは34大学にとどまること」「開講しない大学は76大学あるが、開講しない理由は分散しており、ただ、内容に疑問とポリシーをもって開設しない大学は2校にとどまること」などを報告した。合わせて、5月7日付けで文科省から学校司書モデルカリキュラムについて調査が行われていることも報告した。 |
司書科目「情報資源組織論」「情報資源組織演習」をどう教えるか | 2019年07月 | 図書館学教育研究グループ&情報組織化研究グループ合同例会案内
司書科目「情報資源組織論」「情報資源組織演習」を教えるにあたって、新NCRをどうやって学生に興味を持たせつつ授業ができるか、目録の面白さ・本質をどのように学生に伝えるかは重要な課題となっている。本研究例会では、目録を専門とする研究者も交えて、司書科目「情報資源組織論」「情報資源組織演習」について出席者全員で語り合うことを目的とする。そうしたディスカッションの足がかりとして、自らの実践を報告し、問題提起のプレゼンテーションを行った。 |
学校司書モデルカリキュラムの第2次アンケート調査の結果報告 | 2019年09月 | 5月の第1次調査で「学校司書モデルカリキュラム」を開講しているとの回答があった大学へ書面にて追加の調査を行った。 |
School Library Perspectives from Asia: Trends, Innovations & Challenges in Singapore, Hong Kong & Japan | 2019年10月 | |
学校司書モデルカリキュラムのアンケート調査の結果報告について | 2020年01月 | 2月の研究大会を前に発表内容について報告し,検討を行った。
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緊急事態宣言下でのYouTubeを用いた授業実践 | 2020年05月 | 十分な準備が整わない状況でなんとか行っている司書課程の実践を;オンライン大学での勤務経験を交えて報告した。 |
件名に関する教育の困難と実践 | 2020年07月 | 第195回図書館学教育研究グループ研究例会&情報組織化研究グループ合同研究会 |
司書課程のオンライン授業の現状について(情報交換)の前に | 2020年09月 | 日本図書館研究会 図書館学教育研究グループ |
The new school librarians’ training system in Japan | 2020年10月 | 2020 K-LISS / 3 rd I-LISS International Conference.
In Japan, the “School Librarian’s Model Curriculum” was launched in 2016, covering most of the duties required in the field of school librarianship. It is being offered by many universities. However, it is unlikely that holders of such certification will obtain a job in the field, making it difficult for incumbents currently working without certification to take the course. In this paper, solutions to these problems are discussed. |
オンライン教育環境下における獲得能力 | 2020年11月 | 日本図書館研究会 図書館学教育研究グループ |
司書課程における遠隔授業とその影響について | 2021年01月 | 2020年度前期は多くの大学で遠隔授業が実施された。後期授業は対面授業の実施を決めた大学も多いが,新型コロナウィルス感染の状況によって,今後どのように変化するかはわからない。司書を養成する司書課程科目でもこの状況は変わらない。特に演習科目は現場の業務と直結しており,対面授業が遠隔授業になったことによる影響は大きい。演習科目において遠隔授業は対面授業とどのような点が異なり,それは学生にどのような影響を与えたのかを考察した。(日本図書館研究会第62回研究大会グループ研究発表の検討) |
司書課程における遠隔授業とその影響について | 2021年03月 | 日本図書館研究会 第62回研究大会
コロナ禍における司書課程の授業の現状報告を行った。司書課程においても、教科書とLMSによる資料の配布を主とした授業や、YouTubeによる授業など、様々な授業の形態を紹介するとともに、遠隔授業の可能性や遠隔授業は司書の獲得能力にどう影響するかなどを議論した。 |
図書館会議と国際化 | 2021年04月 | 図書館を学ぶ相互講座 情報提供 |
オンライン授業の状況と、教材の動画素材について | 2021年05月 | 第199回図書館学教育研究グループ研究例会
昨年度、オンライン授業において、対面授業で学生に見せていた動画等を著作権法上の問題により利用できなくなっていることが1月研究例会で課題としてあがった。代替となる動画素材等の存在をまとめる、あるいは新たに作成して司書課程担当者で共有できるようになれば授業内容の幅を拡げることができる。よりよい教材の作成のために、何ができるか議論した。 |
中文文獻中的日本學校圖書館 | 2021年07月 | 第九屆世界華語學校圖書館論壇 |
司書課程の遠隔授業で使う素材(教材)の探し方と選び方 | 2021年11月 | 第202回図書館学教育研究グループ研究例会
教材に用いる画像素材の探し方としてWikipediaは有用であることを紹介するとともに、専門家にとって素材の信頼性の判断の方法は一般的な情報の信頼性の判断の方法と異なることを指摘し議論した。 |
学校司書モデルカリキュラムの質保証 | 2021年11月 | 第107回全国図書館大会 第6分科会 図書館情報学教育 講師 |
学校司書のモデルカリキュラムによる雇用可能性 | 2021年12月 | 第46回 学校図書館総合研究所 研究会
「学校司書のモデルカリキュラム」が定められた以上、モデルカリキュラム修了者は学校司書の採用に関しては、司書や司書教諭所持者以上に評価されるべきと考えられる。今回はモデルカリキュラム修了者がどのくらい評価されているか、モデルカリキュラム履修者が応募できる求人がどの程度あるか調査した。
“ハローワーク インターネットサービス” に掲載の学校司書の求人を収集し分析した。
結果として、モデルカリキュラムが書かれている求人は4件と非常に少なかった。
現状では、モデルカリキュラムを履修しても就職にはほぼ影響しないと考えられる。 |
アフターコロナにおける司書課程の教材作成 | 2022年03月 | 日本図書館研究会第63回研究大会
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「学校司書のモデルカリキュラム」の現状 | 2022年03月 | 第204回図書館学教育研究グループ研究例会
2021年度の「学校司書のモデルカリキュラム」の現状について報告した。特に、文部科学省の通知に沿っていない大学が見つかることを報告した。 |