プロフィール

 

教員基礎情報
氏名 松本 直祐樹(マツモト ナオユキ) 所属 音楽学科
ローマ字 専攻 作曲
性別
生年月日 1976/03/18


学歴
入学卒業学校名学部・学科学位
 2000年03月日本大学芸術学部音楽学科学士(芸術)
 2006年03月東京芸術大学大学院音楽研究科修士(音楽)
 2010年03月情報科学芸術大学院大学メディア表現研究科修士(メディア表現)
職歴(相愛大学)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2012年04月2014年03月相愛大学音楽学部音楽学科准教授 
2015年04月2018年03月相愛大学音楽学部音楽マネジメント学科准教授 
2018年04月2022年03月相愛大学大学院音楽研究科准教授 
2022年04月現在に至る相愛大学大学院音楽研究科教授 
職歴(相愛大学以外)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2014年04月2016年03月京都産業大学全学共通教育センター非常勤講師 
2017年04月現在に至る京都産業大学全学共通教育センター非常勤講師 
2017年04月2021年03月滋賀大学教育学部非常勤講師 
2019年04月2022年03月相愛高等学校音楽科非常勤講師 
2020年04月現在に至る同志社女子大学学芸学部音楽学科嘱託講師 
所属学会
学協会活動
開始年月終了年月所属役職名
2013年02月現在に至る日仏現代音楽協会会員
2015年11月現在に至る日本作曲家協議会会員
受賞歴
受賞年月事項受賞者
2005年10月第74回日本音楽コンクール作曲部門(室内楽曲)第三位、岩谷賞 
2006年10月第75回日本音楽コンクール作曲部門(オーケストラ作品)第二位、岩谷賞 
2009年09月Isang Yun International Composition Prize 2009(国際尹伊桑作曲賞2009) 入選 
授業科目等(現年度を含む過去3ヶ年)
年度学期授業名
2020前期楽式論
2020前期西洋芸術音楽総合演習 I
2020前期大学と地域社会
2020前期楽曲分析A
2020通年作品研究報告書制作
2020通年作品分析特別演習 I
2020通年作品分析特別演習 II
2020後期音楽の歴史
2020後期西洋芸術音楽総合演習 II
2020後期演奏解釈
2020前期作曲演習 I
2020後期音楽キャリアデザイン
2020後期楽曲分析B
2020後期楽曲分析
2021前期楽式論
2021前期西洋芸術音楽総合演習 I
2021前期作曲演習 I
2021前期演奏解釈
2021前期音楽キャリアデザイン
2021通年作品分析特別演習 I
2021通年作品分析特別演習 II
2021通年作品研究報告書制作
2021後期西洋芸術音楽総合演習 II
2021後期作曲演習 II
2021後期音楽の楽しみ
2021後期楽曲分析
2022前期楽式論
2022通年特殊研究 I
2022前期作曲演習 I
2022前期演奏解釈
2022前期音楽キャリアデザイン
2022通年作品分析特別演習 I
2022通年作品研究報告書制作
2022後期楽曲分析
2022通年修了作品
2022後期作曲演習 II
2022後期音楽の楽しみ

教員研究業績
研究分野: 作曲
研究キーワード: 作曲、現代音楽、微分音
教育上の能力に関する事項
実務の経験を有する者についての特記事項
開始年月終了年月表題概要
2012年06月現在に至る震災義援音楽配信プロジェクト「ヒバリhibari」 第36週作品提供 現代音楽演奏アンサンブルmmm...が発案した東日本大震災義援活動。インターネット配信の収益金は朝日新聞厚生文化事業団を通し、被災した子ども、障害のある人、高齢者のための事業に充てられた。国内外から現代音楽作品を募り、レコード会社にて演奏を録音。ウェブ・PRビデオ制作も多方面の協力を得て実現し、2011年秋から1年をかけて、毎週2曲計100曲をインターネット配信した。国際的な文化交流を可能にした新しいかたちのプロジェクト。その第36週の作品を提供した。
2014年03月現在に至る大阪市中央区青色防犯パトロール車アナウンス作成指導平成25年9月に、大阪市中央区役所と相愛大学の間で締結された地域連携協定をもとに、青色防犯パトロール中に放送する既存の啓発アナウンスについて、より市民の記憶に残り、防犯意識の向上をはかるために、啓発内容にあった作曲、アナウンスの朗読、CDの作成を相愛大学が受託、学生への作曲、録音の指導を行った。平成26年3月19日にその成果に対して5人の学生に感謝状が贈呈され、また音楽学部にも感謝状が贈呈された。
2014年08月現在に至る教員免許状更新講習会教員免許状(音楽)の更新に必要な講習の講師を担当した。
2015年04月2017年03月公益財団法人サントリー芸術財団推薦コンサート選考委員  公益財団法人サントリー芸術財団(音楽事業)における公益目的事業4(助成事業)の一環として毎月1回、東日本および西日本で選考会を開き、日本人作曲作品をとりあげたコンサートを推薦している。推薦されたコンサートは、ホームページ、新聞などで告知し、抽選で読者を招待する。平成27年4月よりサントリー芸術財団より委嘱され、推薦コンサート選考委員として毎月コンサートを選考している。平成27度は27公演、計996名(東日本、西日本の合計)の音楽ファンを招待、日本人作品との出会いを提供した。
2015年06月現在に至るNPO法人まんぼう 作品提供および障がい者に対する演奏指導障がい者の社会生活の向上と自立を促し、障がい者と地域社会との相互理解を目指して平成10年に設立された「NPO法人まんぼう」の委嘱で、障がい者を中心に歌うための作品「まんぼうの宝」を提供、また歌唱指導を行った。平成27年6月にドコモ市民活動助成金の助成のもと、公演が行われ、現在でも日常の中で障がい者の方に親しまれている。
2018年02月現在に至る東大阪市文化創造館サウンドロゴ選定委員2019年9月に開館する東大阪市文化創造館で使用される開始ベルなど、公募に応募された作品から選定を行った。
2019年08月現在に至る大阪府立水都国際中学・高等学校 校歌作曲水都国際中学・高等学校校歌作曲プロジェクトにおいて、生徒が相談しながら作詞した詞に対して校歌を作曲した。このプロジェクトはマスコミにも取り上げられた。
職務上の実績に関する事項
実務の経験を有する者についての特記事項
日付特記事項概要
2013年8月23日しごと能力研究学会 報告2013年度しごと能力研究学会関西支部研究会にて「作曲家のしごと」をテーマに報告を行った。
2014年2月22日日仏現代音楽協会 作曲家自作分析会♯1 日仏現代音楽協会主催の分析会で、2013年に初演された自作「Mistic Waves」の分析・解説を行った。
2014年9月27日しごと能力研究学会 報告しごと能力研究学会第7回全国大会にて「作曲家のしごと」をテーマに報告を行った。
研究業績に関する事項
著書
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
Mistic Focus for Three Kotos and Shakuhachi 単著2017年02月マザーアース株式会社  編成:尺八、3つの十三絃 演奏時間約11分
Chaconne単著2017年02月マザーアース株式会社  編成:Pf. solo 演奏時間:約7分
Mistic Waves for Flute and ChamberOrchestra 単著2017年02月マザーアース株式会社  編成: Fl., 室内Orch. 演奏時間:約14分
Mistic Waves II for Violoncello and Piano 単著2017年02月マザーアース株式会社  編成:Vc.,Pf.  演奏時間:約7分
論文・解説等
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
Respond to the chant -ライブサンプリングを用いた新たな試み−単著2010年02月情報科学芸術大学院大学 修士論文  P.ブーレーズ作品《二重の影の対話》の詳細な分析に基づき、比較論的にライブサンプリングを用いた新たな手法を論じた。
仏教音楽コレクション・A 共著2015年10月相愛大学総合研究センター千葉信也、福本康之、松本直祐樹、山田健司 千葉真也氏(相愛大学共通教育センター教授)の研究協力として、大正7年に出版されたハワイ別院版『らいさん』(山田耕筰作曲分)の再演のため、楽譜の校訂を行う。山田耕筰が病気でハワイに滞在したなど、一般に知られていない史実が判明、研究の一助となる。校訂の成果として、平成27年10月1日に相愛大学礼拝コンサートで演奏、その音源と楽譜は相愛大学図書館に所蔵されている。 相愛大学研究論集2016(第32巻) 彙報 B5変形判、全63項pp.47-48 千葉信也、福本康之、松本直祐樹、山田健司 同研究の楽譜校訂を担当。 同研究の一環として校訂された楽譜は、 A4判、全29項を担当し、相愛大学図書館に所蔵。同項は単著。
相愛オーケストラ第70回定期演奏会 曲目解説 共著2018年10月相愛オーケストラ黒坂俊昭、松本直祐樹p.2同演奏会で演奏された武満徹作曲「3つの映画音楽」曲目解説を執筆した。
相愛ウインドオーケストラ第40回定期演奏会 曲目解説 共著2018年11月相愛オーケストラ松本直祐樹、若林義人pp.1-2同演奏会の第一部で演奏された大栗裕:大阪俗謡による幻想曲、吹奏楽のための小狂詩曲、バルトーク:舞踏組曲の曲目解説を執筆した。
平均律からの解放 —ジェラール・グリゼー《プロローグ》、ジェルジ・リゲティ《無伴奏ヴィオラのためのソナタ》の成立過程 —単著2022年03月相愛大学研究論集第38巻、相愛大学総合研究センター   
演奏会・展示会等
名称会場年月演奏等の内容
オルゴール(2003/2004)  任意の旋律楽器2本,Pf. (3')岩手県立石鳥谷町中央公民館
波の破片~トロンボーンへのオマージュ~(2001) 2001年11月Trb.,Pf (6') コトブキDIセンター
Talea pour cuivres et percussion (2002) 2002年03月4Trp.,4Hr.,4Trb.,Tub.,3Perc. (10')  北とぴあ
色の記憶 pour flute et piano(2000) 2002年11月Fl.,Pf (11') コトブキDIセンター
Fanfare limitee (2003) 2003年03月8Hr.,脚 (1') すみだトリフォニーホール
輝く都市 (a Xenakis)~C管テューバ、ピアノ、電子音のための~ (2003) 2004年05月C管Tub.電子音,Pf. (内部奏法が可能なこと) すみだトリフォニーホール
Feel sorrow for absence of sincerity             from composer:hommage a A.Honneger(2004) 2005年11月Trb. (1') 東京ワンダーサイト本郷
ピアノ五重奏曲(または、愛新覚羅溥儀の生涯に)(2005) 2006年10月2Vn.,Va.,Vc.,Pf. (14') 東京オペラシティ 第75回日本音楽コンクール作曲部門(室内楽曲)第三位、岩谷賞受賞
森がかすかな葉ずれの音をさせていた-(2005/2006) 2007年10月2管 Orch. (11') 東京オペラシティ 第76回日本音楽コンクール作曲部門(オーケストラ作品)第二位、岩谷賞受賞
From Interlude I (scene IV) for Violoncello and Prepared Piano(2007) 2008年02月Vc.,Pf. (6') 東京ワンダーサイト本郷
So sternklar war die Nacht.(2007) 2008年02月4Trp., 4Perc.,Pf. (10') 東京文化会館
コラールと限定ファンファーレ、そしてボレロ (2007) 2008年07月12Trb. (7') 川口リリア
レゴンの夜 (2007) 2009年01月Pf. (13') 東京オペラシティ
Chant (2008) 2009年01月6Trb. (5') 曳舟文化センター
マタリ島の住人たち(ストラヴィンスキー礼賛) (2008) 2009年02月6Trb. (7') ゆめりあホール
海を守るラトナ・スウィディ (2008) 2009年09月ガムラン(2グンデル),ライヴ・エレクトロニクス(30') 大垣城武徳殿
砂上の楼閣 (2009) 2010年09月3管Orch. (9')Isang Yun International Composition Prize 2009  韓国・ソウル
応唱 (Respond to the chant) (2009) 2010年12月Cl.,ライヴ・エレクトロニクス(5'-30') 国立音楽大学
弦楽四重奏曲(またはバルンガンによるモテット)(2011) 2011年11月2Vn.,Va.,Vc. Anoano
From Interlude II (scene VI) (2012) 2012年06月Cl.,Vc,.Pf.(7') 相愛大学南港ホール
五十年祭トッカータ(2012) 2012年12月24Trp.(5') 相愛大学南港ホール
Mistic Focus for Shakuhachi and 3 kotos (2013) 2013年03月3箏,尺八(12') ティアラこうとう
Chaconne (2013) 2013年05月Pf. (7') ザ・フェニックスホール
Sonata For Solo Bassoon (2013) 2013年05月Bn., (不確定)大阪市立鶴見区民センター
From Mistic Waves Ib (2013) 2013年11月Fl.(6’)ムラマツリサイタルホール
Mistic Waves for Flute and Chamber Orchestra(2013)  2013年11月Fl.,Chamber Orch.(14’) 京都芸術センター
Sonata for Solo Bassoon(2014)大阪市立鶴見区民センター(大阪)2014年05月音楽形式の1つである「ソナタ」に特徴的な反復と対比という概念を保持しつつ、現代的な手法を織り交ぜることを試みた。結果、奏者が楽譜を選択しながら演奏することにより、反復される数、また主題の推移などを不確定な要素として構成した。 編成:Bn. solo. 初演:作曲家集団PORT第19回作品展 独奏:中川日出鷹Bn. 演奏時間:不確定
Mistic Focus II (2014)相愛大学南港ホール(大阪)2014年10月最小限の音素材を反復させた後に、位相を変化させるという、ミニマルミュージック的な手法を音高のない打楽器に用いて、全く異なる表情を持つマリンバのための音楽が同時に進行する作品。 編成:3Mar.,25Toms.(8 players)  初演:第27回相愛大学打楽器専攻によるアンサンブルの夕べ 演奏:相愛大学打楽器専攻生 委嘱:中谷満(相愛大学教授) 演奏時間:約10分
Mistic Waves II for Violoncello and Piano (2014)フライブルグ音楽大学(ドイツ)2014年10月相愛大学とフライブルク音楽大学の学術交流協定による演奏会のために作曲された。ピアノによる波の断片を想起させる極めて短い声部と、チェロの二本の弦による持続的な声部が同時に進行する、2つの時間軸による作品。  フライブルグ音楽大学学長ノルテ氏などから高い評価を受ける。 編成:Vc.,Pf.  初演:フライブルグ音楽大学学術提携コンサート 演奏:C.Henkel Vc.,児嶋一江Pf. 演奏時間:約7分 出版:マザーアース株式会社
《夢のワルツ》(編曲)いずみホール(大阪)2014年10月サントリー芸術財団主催の『Trans Music』 三輪眞弘個展にて、フォルマント兄弟(三輪眞弘/佐近田信展)作品《夢のワルツ》のオーケストレーションを担当した。演奏会の他、インターネットにより配信。 演奏:いずみシンフォニエッタ 指揮:野平一郎
ごまかし - ミュラーの詩による相互変換音楽 (2015)Salle Pavillon d’Or(東京)2015年04月F.Schubert作曲「冬の旅」から抜粋した主題と、コンピュータを援用して変容させた同じ主題を用いることにより、古典音楽的な表情と、現代音楽的な表情が交互に現れる作品。 編成:4Trb. 初演:コンテンポラリー・スライダーズ・ユニットvol.2 演奏:村田厚生、西岡基、井上康一、大内邦靖Trb. 委嘱:村田厚生氏(トロンボーン奏者) 演奏時間:約12分
山田耕筰作品集 《からたちの花~ 赤とんぼ~この道》 (編曲)いずみホール(大阪)2015年12月元相愛大学音楽学部教授・初代学部長 山田耕筰先生没後50年記念演奏会のために編曲された、《からたちの花~ 赤とんぼ~この道》による合唱とオーケストラのための作品集。 演奏:相愛フィルハーモニア 合唱:沙羅の木合唱団、他 指揮:尾高忠明
Mistic Psalm for Solo Guitar(2016)東京オペラシティリサイタルホール(東京)2016年02月人声による朗読を、ircam(フランス国立音響音楽研究所)で開発された種々のソフトウェアを用いて、最終的に微分音程を含む楽譜に導いた。微分音程を得るために、ギターには特殊調弦を用いた。一般社団法人作曲家協議会主催の演奏会にて初演。 編成:Gt.solo 初演:日本の作曲家2016第1夜U40 演奏:山田岳Gt. 演奏時間:約18分
語られたもの、語るもの 〜録音されたギターと言語、オーケストラのための〜 (2016)京都芸術センター(京都)2016年11月平成28年2月26日に初演された《Mistic Psalm for Solo Guitar》の作曲過程で用いた手法、音素材をもとに7チャンネルのスピーカーから発する音響を作成。音響を管理するコンピュータをソリストに見立てた協奏曲風の作品。 編成:2管Orch.電子音響、録音されたGt. 初演:時之會第壱回演奏会 演奏:L’ensemble du Temps 録音:山田岳Gt. エレクトロニクス:有馬純寿 指揮:松本直祐樹 演奏時間:16分
Concerto for Trombone and Orchestra(2017)いずみホール(大阪)2017年07月いずみシンフォニエッタ大阪の企画「関西若手作曲委嘱プロジェクト第6弾」の作曲家として、トロンボーン協奏曲を作曲。トロンボーンの伝統的な奏法とオーケストラの特殊奏法によるコントラストをテーマとした。 編成:室内Orch.,Trb. 初演:いずみシンフォニエッタ大阪第29回定期演奏会 演奏:いずみシンフォニエッタ大阪 独奏:呉信一Trb. 指揮:下野竜也 演奏時間:15分
A線上で(2018)両国門天ホール (東京) 2017年07月日仏現代音楽協会主催の演奏会「クロード・ドビュッシー、現代音楽への前奏曲」にて、没後100年になるドビュッシー、および没後20年になるグリゼイの共通点を見出し、コンピュータで測定した特殊奏法によるピアノの倍音を素材として作曲した。 編成:2Pf. 初演:「クロード・ドビュッシー、現代音楽への前奏曲」 演奏:飯野明日香、大須賀かおりPf. 演奏時間:7分
Spread Blue(2018)彦根県立文化産業交流会館(滋賀)2018年10月学校法人近江育英会(近江高等学校)創立80周年記念に委嘱された。教会旋法と調性を用いた吹奏楽曲だが、マーチング・バンドでも演奏可能としている。 編成:Wind Orch. 初演:近江高等学校80周年式典 演奏:近江高等学校吹奏楽部 指揮:樋口心 演奏時間:4分
Mistic Waves III for Chamber Ensemble (2018)栗東芸術文化会館さきら大ホール (滋賀) 2018年12月平成26年10月に初演された《Mistic Waves II》の作曲過程で用いた手法、音素材をもとに室内アンサンブルとして拡大構成した。 編成:Chamber ensemble 初演:時之會第弐回演奏会 演奏:L’ensemble du Temps 指揮:松本直祐樹 演奏時間:約15分
FANFARE for ITF2020 JAPAN(2019) インターネット配信2019年01月2020年7月大阪で開催される、アジアで初めての国際トロンボーンフェスティバルで演奏するオリジナルファンファーレとして作曲された。2019年1月1日よりインターネットで東京藝術大学の学生による演奏が配信されており、また楽譜もダウンロード可能としている。
楔を打つ〜トロンボーンとオーケストラのための〜ザ・シンフォニーホール(大阪)2019年11月微分音程を用いた独自の旋法と和声法を用いてオーケストラの音組織を構成(一部はトロンボーン独奏にも使用される)した、形式的には伝統的な協奏曲。編成:3管Orch.,Trb. 初演:大阪教育大学シンフォニーオーケストラ第63回定期演奏会 独奏:呉信一Trb. 指揮:本名徹次 演奏時間:約16分
かつて私は、王と呼ばれていた ソポクレス「コロノスのオイディプス」のための音楽ザ・シンフォニーホール(大阪)2021年11月55人編成、吹奏楽コンクールの自由曲として採用可能な編成を考慮して作曲した。無調と調性を横断しながら、自由に書かれた旋律が全曲中に配置されている。 編成:Wind Orch. 初演:相愛ウインドオーケストラ第43回定期演奏会 指揮:新田ユリ 演奏時間:7分40秒