プロフィール

 

教員基礎情報
氏名 曲田 映世(マガタ アキヨ) 所属 子ども発達学科
ローマ字 専攻


学歴
入学卒業学校名学部・学科学位
 2005年03月相愛大学音楽学部 音楽学科 声楽専攻学士
 2014年3月兵庫教育大学大学院学校教育研究科教育内容・方法開発専攻修士
職歴(相愛大学)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2008年05月2015年03月相愛大学学校法人相愛学園大学事務局教務部教務課(現教学部教学課)  
2015年04月2019年03月相愛大学人間発達学部助教保育実習Ⅱの指導、保育実習Ⅱ、教育実習の指導(幼稚園)、教育実習、保育・教育インターンシップ 他
2019年04月現在に至る相愛大学人間発達学部講師子どもと表現、保育実習Ⅱの指導、保育実習Ⅱ、教育実習の指導(幼稚園)、教育実習、保育・教育インターンシップ 他
2023年04月現在に至る相愛大学人間発達学部准教授 
職歴(相愛大学以外)
開始年月終了年月学校名所属職名授業名
2017年10月2018年03月滋賀大学教育学部非常勤講師子どもの表現法Ⅱ
所属学会
日本保育学会 / 日本音楽教育学会 / 日本保育者養成教育学会 / 日本赤ちゃん学会 / 日本子ども学会 / 日本乳幼児教育・保育者養成学会
授業科目等(現年度を含む過去3ヶ年)
年度学期授業名
2020通年子ども学専門演習
2020通年教育実習の指導(事前事後指導) (幼)
2020通年施設実習の指導
2020通年保育実習Ⅱの指導
2020通年保育・教育マネジメントB
2020通年保育・教育マネジメントC
2020通年保育・教育マネジメントD
2020通年保育所実習の指導
2020通年保育所実習
2020通年施設実習
2020通年保育実習Ⅱ
2020通年教育実習(実地実習) (幼)
2020通年保育・教育実践学習
2020通年保育・教育インターンシップ
2020後期卒業研究
2020後期子どもと表現 (A)
2020後期子どもと表現 (B)
2021通年子ども学専門演習
2021通年保育・教育マネジメントB
2021通年保育・教育マネジメントC
2021通年保育・教育マネジメントD
2021通年教育実習の指導(事前事後指導) (幼)
2021通年保育実習Ⅱの指導
2021前期子どもの遊びと文化
2021通年保育所実習の指導
2021通年保育所実習
2021通年施設実習
2021通年保育実習Ⅱ
2021通年教育実習(実地実習) (幼)
2021通年保育・教育実践学習
2021通年保育・教育インターンシップ
2021後期子どもと表現 (A)
2021後期子どもと表現 (B)
2022通年子ども学専門演習
2022通年保育・教育マネジメントB
2022通年保育・教育マネジメントC
2022通年保育・教育マネジメントD
2022通年 教育実習の指導(事前事後指導) (幼)
2022通年保育実習Ⅱの指導
2022通年保育所実習の指導
2022通年保育所実習
2022通年施設実習
2022通年保育実習Ⅱ
2022通年教育実習(実地実習) (幼)
2022通年保育・教育実践学習
2022通年保育・教育インターンシップ
2022後期子どもと表現 (A)
2022後期子どもと表現 (B)
2022後期子どもの遊びと文化

教員研究業績
研究分野: 保育者養成教育 / 音楽教育
研究キーワード: 保育者養成 / 教育方法 / 音楽表現
教育上の能力に関する事項
教育方法の実践例
開始年月終了年月表題概要
2008年05月現在に至る実習の学生取り組み事項の可視化システムの導入による実習指導の実践 実習指導において、学生自身が現時点での自己課題を管理し、責任を持って取り組めるシステム(実習の取り組み事項を明記した模造紙大の一覧表を実習指導室壁面に掲示し、学生と教職員が常時確認できる可視化のしくみ)を実習指導担当教員と共同開発し、改善を図りながら活用している。
2019年09月現在に至る保育実習、教育実習(幼稚園)の事前事後指導内容のチェックリストの作成と活用実習の事前から事後までを通した一連の指導とその結果から、個々の学生の取り組み状況が把握できるようなチェックリストを実習指導担当教員と共同作成し、実習指導の効果を高める教材として活用している。
作成した教科書、教材
開始年月終了年月表題概要
2011年03月2011年03月教育実習(幼稚園)アドバイスブック -これから幼稚園での教育実習に臨む後輩たちのために-2010(平成22)年度の教育実習(幼稚園)生で、『活きた』教材として活用できるよう、学生の実習報告書から①実習生への指導について〔特に重視(注意)された事項:実習態度、言葉遣い、実習記録、指導計画、子どもへの対応等〕と、②後輩へのアドバイスの2項目を抽出し、手にとって使いやすいよう、読みやすさ、シンプルさに重点をおいて編集した。 編集の構成全般に協力した。 編者:中西利恵  編集補助:曲田映世、髙濱麻貴
2012年03月2012年03月教育実習(幼稚園)アドバイスブック2 -これから幼稚園での教育実習に臨む後輩たちのために-2011(平成23)年度の教育実習(幼稚園)生で、『活きた』教材として活用できるよう、学生の実習報告書から①実習生への指導について〔特に重視(注意)された事項:実習態度、言葉遣い、実習記録、指導計画、子どもへの対応等〕と、②後輩へのアドバイスの2項目を抽出し、手にとって使いやすいよう、読みやすさ、シンプルさに重点をおいて編集した。 編集の構成全般に協力した。 編者:中西利恵  編集補助:曲田映世、藤本麻子
2013年03月2013年03月教育実習(幼稚園)アドバイスブック3 -これから幼稚園での教育実習に臨む後輩たちのために-2012(平成24)年度の教育実習(幼稚園)生で、『生きた』教材として活用できるよう、学生の実習報告書から①実習生への指導について〔特に重視(注意)された事項:実習態度、言葉遣い、実習記録、指導計画、子どもへの対応等〕と、②後輩へのアドバイスの2項目を抽出し、手にとって使いやすいよう、読みやすさ、シンプルさに重点をおいて編集した。 さらに、保育・教育職をめざす学生の資質向上と就業力育成の強化を図ることを目的とし、体験的に学習できるプログラム(①「のまりん」の紙芝居劇場&紙芝居実践講座など)からの学びのようす(方向性や課題への気づきなど)を掲載した。 編集の構成全般に協力した。 編者:中西利恵  編集補助:曲田映世、藤本麻子
2014年03月2014年03月教育実習(幼稚園)アドバイスブック4 -これから幼稚園での教育実習に臨む後輩たちのために-2013(平成25)年度の教育実習(幼稚園)生で、『生きた』教材として活用できるよう、学生の実習報告書から①実習生への指導について〔特に重視(注意)された事項:実習態度、言葉遣い、実習記録、指導計画、子どもへの対応等〕と、②後輩へのアドバイスの2項目を抽出し、手にとって使いやすいよう、読みやすさ、シンプルさに重点をおいて編集した。 編集の構成全般に協力した。 編者:中西利恵  編集補助:曲田映世、藤本麻子
実務の経験を有する者についての特記事項
開始年月終了年月表題概要
2017年08月現在に至る相愛大学教員免許状更新講習(幼稚園)講師 相愛大学教員免許状更新講習(幼稚園)において、「子どもと環境」の講師を勤めた。
その他
開始年月終了年月表題概要
2011年07月現在に至る相愛大学教育改革経費によるプログラム実施における運営スタッフとしての活動学生の就業力育成支援や主体的学びを重視し、先生力育成を目的としたプログラムの実施において、地域の保育施設や現職との連携したプログラムのコーディネートを担当した。さらに、スキルアップ関連講座の広報および運営、報告書作成においても全面的に担当教員と共同して担当した。
2014年06月現在に至るプロジェクト型アクティビティ実施における運営スタッフとしての活動学生の先生力育成と地域貢献(地域の子育て親子や小学生との交流活動)を目的に実施した11種類の学科プロジェクト(「プロジェクト型アクティビティ」)において、Part1・3・7・8・9・10・12の企画・運営スタッフとして担当した。
2014年06月現在に至る重点研究Aのスタッフとして活動多様な世代との交流を通した学生の学びの場づくりとして、「相愛子どもわくわくあそび広場」を開催した。参画者すべてにおいて主体的な学びの姿勢を醸成し、真の学びにつながるような体制づくりを試みた。その企画・運営スタッフとして全面的に活動を補助した。
職務上の実績に関する事項
免許・資格
日付免許・資格概要
 中学校教諭専修(音楽)、高等学校教諭専修(音楽) 
その他
日付事項概要
2012年9月6日2012年度全国保育士養成協議会 セミナー・研究大会  第12分科会 話題提供者 「新任教員の課題」をテーマにした分科会において、保育者養成校に着任してからやりがいを持って日々の主体的に考え指導方法等について提案ができるまでに至った過程について話題提供を行った。(於京都文教大学、京都文教短期大学)
研究業績に関する事項
著書
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
本当に知りたいことがわかる!保育所・施設実習ハンドブック共著2016年10月ミネルヴァ書房小原敏郎・直島正樹・橋本好市・三浦主博編著、曲田映世(他、執筆者18名)56、210保育実習の意義・目的・位置づけなど事前事後指導における指導、さらには保育現場への就職後までも意識し、取り組むべきことを系統的に記載した指導書である。 担当部分:「保育所実習における学生のエピソード-養成校の実習指導室から-」「施設実習における学生のエピソード-養成校の実習指導室から-」
論文・解説等
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
実習指導の効果を高める教育方法の研究-保育所実習における学生の自己評価と現場評価の比較検討から-共著2010年03月相愛大学人間発達学研究創刊号中西利恵、大森雅人、益田圭、曲田映世、高濱麻貴31-38多様な学生の実態に即した実習指導において、効果的な教育方法を開発するために、保育所実習を対象に自己評価と現場評価の比較を通して、両者の実習に対する評価のズレを活用した実習事前事後指導方法の在り方について提案した。
実習指導の効果を高める教育方法の研究(その2)-学生の自己評価と現場評価のズレを活用した事前・事後指導のあり方-共著2011年03月相愛大学人間発達学研究第2号中西利恵、大森雅人、曲田映世、高濱麻貴47-54多様な学生の実態に即した実習指導において、効果的な教育方法を開発するために、同じ学生が同じ保育所で実施する1回目と2回目の実習を対象に、学生による自己評価と現場評価を比較して、2回の実習間における学生の変容を分析した。その結果、実施している事前事後指導には、ある程度の効果が示唆された。
実習指導の効果を高める教育方法の研究(その3)-幼稚園・保育所での実習における学生の自己評価と現場評価の比較検討から-共著2012年03月相愛大学研究論集第28号中西利恵、大森雅人、曲田映世、高岡昌子、山口美智子167-180保育士資格と幼稚園教諭1種免許の両方を取得する予定の学生を対象に、保育施設での実習として3回目にあたる幼稚園教育実習先と学生の実習に対する評価のズレを明らかにした。その上で、先に実施した2回分の実習と合わせ、4年間を通した自己評価と現場評価の縦断的な比較検討を行い、多様な学生の実態に即した実習指導として、効果的な教育方法を検討した。
変化の時代における保育者養成教育のあり方-特に学外実習指導における効果的な教育方法の検討-(査読付)共著2013年03月相愛大学研究論集第29号中西利恵、曲田映世、藤本麻子、山口美智子、岩口摂子、木村久男、細川速見、山本和明、渡部美穂子、川中美津子、高岡昌子73-79 学科の取組として、入学する学生の変貌に対応し、一人一人の学生の学びの実態に応じた養成教育について「協働」をキーワードに検討した。特に4年間通して実施される学外実習の指導を中心に協働性を重視し、特に学外実習指導における効果的な教育方法の開発と実践について検証した。
保育者養成校における歌唱指導に関する研究―裏声を用いた発声を中心として-単著2014年03月兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士論文 全70ページ保育現場での歌唱活動において、子どもの歌声には、保育者の歌声が影響している様子が見られた。特に裏声を用いた発声については、その影響が大きく、裏声は子どもの歌唱能力の向上において有効的であると考えられた。そこで、保育者養成校における歌唱指導においても短時間で歌唱能力の向上するために裏声を用いた発声が有効であることが考え、検証した。
大学キャンパスにおいて保育者・小学校教師を志す学生の自然への感性を育てるしかけづくり(1)-大学キャンパスの自然を生かした学びの環境づくり-(査読付)共著2014年03月相愛大学研究論集第30号中西利恵、木村久男、曲田映世、井上律恵、藤本麻子43-54自然を活かした効果的な学びの環境づくりの取り組みと、学生の自然体験活動を通した「学生の自然への感性を育てるしかけづくり」の提案を行った。豊富な自然体験と共同作業して得られる喜びや感動が、学生の「子どもの自然への関わりを援助する力」を養うと考えられる。
多様な学生に対応した実習指導室の役割-教職員の「協働」による効果的な実習指導方法の検討―(査読付)共著2015年03月相愛大学研究論集第31号曲田映世、中西利恵、石沢順子29-37多様な学生の学びの実態に応じた実習指導について、実習指導室が中心となって担う役割として、教員と「協働」して取り組むことによりさらに教育効果を高める指導方法の実践に関する検討を行った。その結果、学生の能動性を引き出す学習環境として実習指導室がより効果的な指導を展開できる可能性が示唆された。
「学び続ける教員像」の理念実現をめざした養成・育成システム構築の試み : 養成教育と現職研修との有機的接続を促す実践共著2018年03月相愛大学研究論集第34号別冊中西利恵、木村久男、井上律恵、曲田映世27-34『学び続ける教員像』の理念実現をめざした養成システム構築」と実践について概要を報告した。さらに、具体的な実践例として、特に養成教育と現職研修との有機的接続を促す取り組み、つまり現職教員・保育者として就労する卒業生と在学生がつながり合い、共に学び合う場づくりを取り上げ、報告した。
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究 -ICTを活用した授業実践を中心として-単著2018年03月相愛大学研究論集第34号別冊 35-40わずかな時間でICTを活用することにより、保育者としての表現力を向上することができるのかについて、教育効果を高める指導方法の実践について検討を行った。学生の自己評価によって、短時間であっても具体的な改善点を見いだすことができ、わずかな時間であってもICTを活用することによって、様々な効果があったことが示唆された。
保育者養成校と実習園との連携に関する基礎的研究-実習園に提示する指導内容の検討-共著2018年03月相愛大学研究論集第34号別冊曲田映世、中西利恵、中井清津子41-45保育者養成と育成(実習園)の当事者による実質的な「対話」と「協働」の場づくりをめざす。保育現場との実質的な協働に向けた取り組みとして、学生と現職者との協働性を基盤とした実習指導について検討した。学生が実習を通して保育者としてのアイデンティティ形成に向けた学びを継続し、深められるよう、実習指導に役立つ具体的な情報提供の内容に関する検討を行った。
幼稚園教育要領解説における保護者に対する支援に関連する内容の検討-1947 年・1968 年の幼稚園教育要領解説における記述内容を中心に-(査読付)共著2021年03月相愛大学研究論集第37号中西利恵、曲田映世45-57保護者支援の内容の検討方法として、戦後から現在までに刊行、告示された幼稚園教育要領の解説書の分析を通して、保護者を対象とした支援に関する内容を検討し、保育者養成段階における保護者支援の教育内容について探ることを目的とした。今回は、1947 年と1968 年の解説書を対象に記述内容を詳細に分析した。その結果、家庭との連絡を密にすることの重要性や具体的な方法、家庭の役割や責任に関し、明確に示す傾向が多くみられた。
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究-保護者参加型教育プログラムの開発と新型コロナウイルス感染症拡大状況下での実施共著2021年03月相愛大学研究論集第37号中西利恵、曲田映世89-102保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法として、保護者参加型教育プログラムの開発について研究してきた。PDCA を通して、2 つの課題①「活動の実施回数」の改善、と② 「学生の意識」の改善に取り組んだ。改善したプログラムでの実施を試み、分析件数が限られているため断定的には言えないものの、2 つの課題に対し一定の効果が認められた。新型コロナウイルス感染症拡大の状況下で、可能な限り学生の学修機会の確保をめざし、保護者参加型教育プログラムの実践方法を工夫し、実施を試みた。活動回数や内容 等が制限された状況であったが、体験を通して保護者理解及び子ども理解を深め、保護者と関わる実践力を高める学びのプロセスが確認できた。
その他
書名単著・共著年月発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称編者・著者(共著の場合のみ)該当ページ数概要
保育所における保育職継続のための支援に関する研究共著2011年09月全国保育士養成協議会第50回研究大会(於富山県民会館)中西利恵、松本敦、直島正樹、鈴岡昌宏、曲田映世416保育現場における保育職継続のための支援の実態を把握するため、大阪市内の保育所(施設長・主任等)を対象に調査を実施した。新採用職員への支援体制や新任職員研修内容の分析から、現場はさまざまな支援を実施している様子がうかがえた。
保育所における保育職継続のための支援に関する研究(2)共著2012年09月全国保育士養成協議会第51回研究大会(於京都文教大学、京都文教短期大学)中西利恵、松本敦、直島正樹、鈴岡昌宏、曲田映世340-341保育現場における保育職継続のための支援の実態を把握するため、大阪市内の保育所(施設長・主任等)を対象に調査を実施し、分析を通して保育現場と保育士養成校が連携した就業支援を検討してきた。本研究では、質問間のクロス集計と自由記述の分析を元に、保育所が取り組む内容の傾向や具体的な工夫内容などについて明らかにした。
変化の時代における保育者養成教育のあり方(1)-特に学外実習指導において「協働」をキーワードに教育方法の工夫-共著2012年09月真宗保育学会第19回大会(於相愛大学)山口美智子、中西利恵、高岡昌子、木村久男、直島正樹、細川速見、岩口摂子、甲斐真知子、川中美津子、雲井稔、山本和明、渡部美穂子、曲田映世、井上律恵、藤本麻子、田宮雅美24-25相愛大学人間発達学部子ども発達学科における取り組みとして、入学する学生の変貌に対応し、一人ひとりの学びの実態に応じた養成教育について「協働」をキーワードに検討した。その上で、特に、学外実習の指導を中心に教育方法のあり方について報告した。
変化の時代における保育者養成教育のあり方(2)-保育実習における効果的な個別事後指導実施の検討-共著2012年09月真宗保育学会第19回大会(於相愛大学)中西利恵、山口美智子、高岡昌子、木村久男、細川速見、岩口摂子、川中美津子、山本和明、渡部美穂子、曲田映世、藤本麻子26-27多様な学生の一人一人の学びに向き合った教育実践の質を高めるため、さらに事前・事後指導のあり方についても検討を行っている。その中でも、保育実習における学科専任教員全員での学生による実習後の「自己評価」の活用し、効果的な個別事後指導の実施をめざした教育方法について研究した。その結果、現場評価と自己評価の比較を参考に、具体的な課題に展開させ指導されている様子がうかがえた。
保育所における保育職継続のための支援に関する研究(3)共著2013年05月日本保育学会第66回 大会発表論文集 (於中村学園大学・短期大学部)曲田映世、直島正樹、中西利恵954保育現場における保育職継続のための支援の実態を把握するため、大阪市内の保育所(施設長・主任等)を対象に調査を実施し、分析を通して保育現場と保育士養成校が連携した就業支援を検討してきた。本研究では、保育職継続支援に関連した養成校への要望・意見」の自由記述を分析対象とし、保育現場および保育士養成校で共有可能な情報提供を抽出したことから、保育現場と養成校との連携を強化する上で、保育現場からみた養成校の課題が明らかになった。さらに、養成校教員の質的向上に関する課題(実態調査)と比較することにより、両者の課題の共通点もみえてきたため、現場も共に考えていく必要であることが示唆された。
大学キャンパスにおいて保育者養成学生の自然への感性を育てるしかけ作り(1)共著2013年09月全国保育士養成協議会第52回研究大会(於かがわ国際会議場)中西利恵、木村久男、石沢順子、曲田映世、井上律恵、藤本麻子360-361保育者や教師自身の自然体験の減少や若い世代の「理科離れ」や虫嫌いが問題としてあげられている。本研究では、保育者・教員をめざす学生が、大学キャンパス内において自然(動植物等)と日常的にふれあい、自然に親しみを持ち、「自然を『みる目』を養う」ことを目的としたしかけ作りの取り組み方法に関する検討と実施について報告し、しかけの作りの今後の展開について提案した。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(2)-「田んぼ&ため池ゾーン」での稲作体験を中心とした展開-共著2014年05月日本保育学会第67回 大会発表論文集 (於大阪総合保育大学・大阪城南女子短期大学)木村久男、中西利恵、石沢順子、曲田映世 827相愛ビオトープの「田んぼ&ため池ゾーン」を活用した稲作体験を通しての、自然への感性を育てるしかけづくりの実践と学生の学びについて報告し、園児の想像以上に生き物への強い興味や執着を示す姿への気づきや、稲の成長が気になり先生と一緒にキャンパスに見に来る姿なども、子どもたちへの援助方法を考えるきっかけとなった。
保育者養成における音楽的能力の育成に関する一考察-保育現場における歌唱活動に焦点をあてて-単著2014年05月日本保育学会第67回 大会発表論文集 (於大阪総合保育大学・大阪城南女子短期大学) 821保育者養成校の限られた時間で、学生たちに子どもが真似したくなるような歌声を身に付けさせるための歌唱指導を検討する。そのために保育現場での歌唱活動の現状を調査し、事例を通して考察し、裏声が有効であると考えられた。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(3)共著2015年05月日本保育学会第68回 大会発表論文集 (於椙山女学園大学)中西利恵、木村久男、石沢順子、進藤容子、曲田映世、渡部理恵 キャンパス内の学習環境「相愛つどいの里山(相愛ビオトープや山の畑、田んぼや相愛の森など)」を活用し、地域の子どもたちの自然体験活動と学生の「子どもの自然へのかかわりを援助する力」の養成をめざしたプロジェクトの開発と実施を試みた。本研究では、あらたな教育方法による実践と教育効果について検討し報告し、子どもへのサポートを通して自身にとっても自然体験となったことや保護者とも接するよい機会となったことがうかがえた。
学生の自己評価と現場評価を活用した保育所実習指導方法の研究共著2015年05月日本保育学会第68回 大会発表論文集 (於椙山女学園大学)曲田映世、中西利恵 学生の実態に合わせた実習指導の実施方法として、学生の自己評価と現場評価を活用した指導方法について、保育所実習を対象に検討した。その結果、自己評価と現場評価を活用してふりかえりや個別指導による実習指導方法を工夫することで、学生が自己課題をより明確する姿がみとめられた。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(4)-科目間連携による効果的な学びの実現をめざして-共著2016年05月日本保育学会第69回 大会発表論文集 (於東京学芸大学)木村久男、中西利恵、進藤容子、石沢順子、直島正樹、中井清津子、曲田映世843キャンパス内の学習環境を活用し、学生の「子どもの自然へのかかわりを援助する力」の養成をめざした教育方法の工夫を行ってきた。次の段階として、4年間のカリキュラム編成方針を踏まえ、より効果的な学びの実現をめざして、科目間連携による教育方法の研究に取り組んでいる。本研究では、科目間連携による新たな教育方法の実践と教育効果について検討し報告した。
保育者養成校における実習指導方法の開発(1)共著2016年05月日本保育学会第69回 大会発表論文集 (於東京学芸大学)曲田映世、中井清津子、中西利恵999保育現場との効果的な連携方法を開発し、学び続ける保育者としてのキャリア形成支援につなげることを目的に研究に取り組んでいる。本研究ではその第一段階として、実習を対象に、保育現場との実質的な連携方法を探ることを目的とし、実習での不安とその変容が明らかとなった。
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して共著2017年03月日本保育者養成教育学会第1回研究大会プログラム・抄録集 (於白百合女子大学)曲田映世、松島京、直島正樹、中西利恵125養成校と保育現場は保育者養成において実習を中心に連携は行っているものの、単なる実習先としての提携ではなく、実質的な協働方法の開発と実施が求められている。保育現場の実習指導者が抱える課題を明らかにし、養成校と現場双方の実習担当者が共有かつ活用できる教育方法の開発 が、養成校が現場との協働により取り組むべき課題の一つである。そのため、保育士資格と他の資格・免許の実習実施関連の基準等について整理し、協働の方法を検討した。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(5)-キャンパスの自然環境を生かした取り組み(秋冬編)-共著2017年05月日本保育学会第70回 大会発表論文集 (於川崎医療福祉大学)木村久男、中西利恵、曲田映世、横島三和子、進藤容子、直島正樹、渡部理恵 808学生の自然への感性を高める教育方法の開発に組織的に継続して取り組んできた。地域の人々との年間を通した自然体験活動から、秋冬に実施している3種類の実践と教育効果について報告した。
保育者養成校における実習指導方法の開発(2)共著2017年05月日本保育学会第70回 大会発表論文集 (於川崎医療福祉大学)曲田映世、中井清津子、中西利恵 640学び続ける保育者としてのキャリア形成支援につなげるために、不安の変容について詳細を明らかにし、保育現場との具体的な連携や効果的な協働方法について探った。「教師の関わり」が軽減の要因となっていることがわかった。
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究-「実践」を軸とした段階を追った学び(第1段階)-共著2017年05月日本保育学会第70回 大会発表論文集 (於川崎医療福祉大学)中西利恵、曲田映世1198保護者に対する支援を実践できる力の養成のための第1段階として、ファーストステージの1回生を対象に、保育施設に子どもを預ける保護者への理解を深めることを目的に実施している講座「保護者の声から学ぶ」の実践と教育効果について報告した。
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究-ICTを活用した表現活動の授業実践について-単著2018年03月日本保育者養成教育学会第2回研究大会プログラム・抄録集 (於共立女子大学) 123保育現場では子どもたちに豊かな感性や表現する力を育てる一環として、表現活動が取り入れられている。そこで本研究は、子どもが楽しく心地よい歌を聞き、自分も保育者と同じように表現したいと思えるような表現活動をわずかな時間で習得するための方法として、ICTを活用した。その授業実践を報告した。
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して(2)共著2018年03月日本保育者養成教育学会第2回研究大会プログラム・抄録集 (於共立女子大学)松島京、曲田映世、直島正樹、中西利恵110保育所および認定こども園の保育実習指導者を対象とした保育実習指導のための体系的かつ実践的な研修会の実施状況について整理・集約をし、保育実習指導における保育者養成校と現場との具体的な協働の方法を検討した。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(6)共著2018年05月日本保育学会第71回 大会発表論文集 (於宮城学院女子大学)木村久男、中西利恵、曲田映世、横島三和子、進藤容子968学生の自然への感性を高める教育方法の開発に、組織的に継続的して取り組んできた。「子どもの自然への関わりを援助する力」の養成を目指す取り組みの教育効果を高めるため、すでに5つの視点から実践を検証し、報告を行ってきた。本研究では、「深い学びをめざした学習環境『相愛農園』開発による実践」と教育効果について検討し報告した。
保育者養成校における実習指導方法の開発(3)共著2018年05月日本保育学会第71回 大会発表論文集 (於宮城学院女子大学)曲田映世、中井清津子、中西利恵793実習での不安とその変容の実態が明らかとなり、「教師の関わり」が軽減の要因となっていることがわかったが、保育技術に対する不安が軽減されず、実習生に求める内容に養成校と現場間に依然としてズレが感じられた。そのため、ズレの解消に向けた保育現場との具体的な連携や協働方法について探ることを目的に、不安を対象に継続して調査し、不安の実態と変容について検討した。
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(2)-保護者参加型の教育プログラムの実践-共著2018年05月日本保育学会第71回 大会発表論文集 (於宮城学院女子大学)中西利恵、曲田映世636保護者支援力について、養成段階でキャリア形成の土台をつくるために、「親子との関係をつくる」という経験を積める仕組みを正課教育内だけでなく、準正課教育としても取り入れている。それらの“実践を通した主体的学び”(実践教育の充実による先生力の育成)プログラムの中から、保護者参加型の教育プログラムの実践について、取り組みの概要を報告した。
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(2)単著2019年03月日本保育者養成教育学会第3回研究大会(東北福祉大学)  保育者として求められる表現活動は、技術的な側面を伸ばすだけではなく、「学生自身の表現する力を育てる」ことが大切である。本発表では学生自身の表現する力を育てるための教育方法としてワークシートを作成した。その分析から学生の学びを明らかにし、教育効果を報告した。
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して(3)共著2019年03月日本保育者養成教育学会第3回研究大会(東北福祉大学) 松島京、曲田映世、直島正樹、 中西利恵、中井清津子 保育現場と養成校が緊密に連携を取りながら、且つ学生が自らの課題を発見できるような実習を展開するための、具体的な教育方法について検討を進めている。本発表では、全国保育士養成協議会が示す新しい実習評価票(『保育実習指導のミニマムスタンダードver.2』)を用いて、それに関する質問紙調査を行った結果・考察について報告した。 *2018年度相愛大学研究助成重点研究A助成金の一部。
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(3)共著2019年05月日本保育学会第72回 大会発表論文集 (於大妻女子大学) 中西利恵、曲田映世999-1000正課教育と準正課教育の両方で保護者参加型の教育プログラムを展開する教育方法を試みてきた。その中から特に「活動の実施回数」と「学生の意識」の課題改善をめざし、保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の開発を実施してきた。その実践方法と教育効果について報告した。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(7)共著2019年05月日本保育学会第72回 大会発表論文集 (於大妻女子大学) 木村久男、中西利恵、進藤容子、曲田映世、横島三和子、渡部理恵1147-1148「子どもの自然への関わりを援助する力」の養成をめざした実践を対象に、これまで6 つの視点から検証し報告を行ってきた。本研究では7 つ目の視点として「相愛ビオトープとつどいの里山」学習環境による「主体的・対話的で深い学び」の実現をめざした「カリキュラムの見直し」と「真に身近な学習環境づくり」から、実践方法と教育効果について検討し報告した。
幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした事前事後指導における教育方法の研究(1)共著2019年05月日本保育学会第72回 大会発表論文集 (於大妻女子大学)曲田映世、中井清津子、中西利恵1149-1150「教職課程コアカリキュラム」の教育実習に関する「保育内容の指導及び学級経営に関する事項」の到達目標を実習指導の目標として設定し、保育者養成教育の実習指導における事前事後指導の方法について研究を継続している。本研究では、その事前事後指導の教育方法と教育効果について報告した。
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して(4)共著2020年03月日本保育者養成教育学会第4回研究大会発表論文集(福山市立大学)松島 京、曲田 映世、中西 利恵180保育現場と養成校が緊密に連携を取りながら、且つ学生が自らの課題を発見できるような実習を展開するための、具体的な教育方法について検討を進めている。本発表では、実習担当者の意見としてこのような傾向の一般性について検討するため、2019年度の「保育所実習」の実習指導担当保育士を対象に再度調査を実施し、昨年度の調査結果と比較することとした。 *2019年度相愛大学研究助成重点研究A助成金の一部。
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(3)単著2020年03月日本保育者養成教育学会第4回研究大会大会発表論文集(福山市立大学) 184領域「表現」における音楽表現のねらいおよび内容、音環境についての理解を深め、生活の中の子どもの音楽表現に気付き、その表現力を伸ばすように豊かな感性を身につけることを目標としてICTを活用した授業実践について報告した。
幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした事前事後指導における教育方法の研究(2)共著2020年05月日本保育学会第73回 大会発表論文集 (於奈良教育大学)曲田映世、中井清津子、中西利恵 369-370 平成29年に中央教育審議会にて取りまとめられた「教職課程コアカリキュラム」の教育実習に関する「保育内容の指導及び学級経営に関する事項」の到達目標を実習指導の目標として設定し、教育方法の研究を進めてきた。  本研究では、さらに教育効果を高める教育方法を探るため、模擬保育時と実習時の指導計画の分析を中心に検討し報告した。
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(4)共著2020年05月日本保育学会第73回大会発表論文集中西利恵、曲田映世375-376過去の幼稚園教育要領の解説書を対象に、家庭や保護者との関係のあり方・とらえ方(目的や意義、方針や方法等)に関する内容を分析し、保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の参考となる内容について検討した。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(8)共著2020年05月日本保育学会第73回大会発表論文集木村久男、中西利恵、進藤容子、曲田映世、横島三和子、渡部理恵367-368ICT を活用した自然への感性を育てるしかけづくりの実践方法と教育効果の検討と報告を行った。「相愛ビオトープとつどいの里山」の学習環境を活用し、4年間を通じて計18 科目が連携して体験的学習を実施している。科目間と履修年次を横断した体験的学習を展開しICTを活用した実践の効果を高める方法を検討し、導入や方法の共有を試みている。ここでは、ICTの活用による自然への感性を育てる教育方法として、新たな学習環境(ドキュメンテー ションゾーン)の活用を試みた実践科目と、複数の科目にまたがって作成するポートフォリオを活用した実践科目について、実践方法と教育効果について報告した。
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(4)単著2021年03月日本保育者養成教育学会第5回研究大会大会発表論文集 98表現することの楽しさを実感するとともに、子どもの素朴な表現を見出し、受け止め、共感することができる学生を育てるための教育方法と教育効果について、検討した。学生のふり返りを分析し、表現することの楽しさを実感している姿や、子どもの気持ちに寄り添うことや多様な「表現」に気づき、受け止め、共感することの重要性を学んでいる様子が覗えた。
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(5)共著2021年05月日本保育学会第74回 大会発表論文集中西利恵、曲田映世1009-1010保護者参加型の教育プログラムに参加し、保護者と関わる経験を有する学生と、全く経験がない学生とでは、保護者支援・子育て支援に関する捉え方や理解が異なってくるのかどうかを探ることを目的とした。具体的には、3回生後期開講で保護者支援・子育て支援についての授業で実施している、演習課題への取り組み内容の分析し検討した。保護者参加型教育プログラムでの実践経験の「あり」「なし」で比較検討した結果、実践経験のない「なし群」は、加賀谷らの研究結果にみられた「自信のない学生」の傾向と類似していた。保護者と直接関わる経験が影響している可能性が示唆された。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(9)共著2021年05月日本保育学会第74回 大会発表論文集 木村久男、進藤容子、中西利恵、曲田映世、渡部理恵1003-1004相愛大学子ども発達学科で10年にわたり組織的に取り組んでいる「学生の自然への感性を高める教育方法」について,9つ目の視点として、「感性を育てる実践方法と教育効果」について、学生の「自然への感性の育ち」に関する振り返りコメント等から検討し、報告した。これまで「自然への感性を育てる」とは、「自然を『見る目』」を育てる」こととして様々な自然体験活動に取り組んできた。「子どもの目線」「子どもの感性」「支援する力」「命を育て命をいただく栽培活動」「協働」などを通して、「虫」や「土」を『見る目』も変化し、育ってきていることが示唆された。
幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした事前事後指導における教育方法の研究(2)共著2021年05月日本保育学会第74回 大会発表論文集 曲田映世、中井清津子、中西利恵1001-1002保育者養成教育の実習指導における事前事後指導の方法として、模擬保育時の指導計画を実習時に変更した理由を分析することにより、幼児の実態を理解した上で、適切な指導計画で保育実践できるという目標に迫ることを目的とした。一度模擬保育で経験していることにより、活動の流れや展開、幼児の行動が概ね把握できているためであると考えられ、幼児の人や物に関わっている姿をよく観察し、発見していることや工夫しているところなどを理解しようとするゆとりが生まれているとも考えられた。
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(5)単著2022年03月日本保育者養成教育学会第6回研究大会発表論文集 88表現することの楽しさを実感するとともに、子どもの素朴な表現を見出し、受け止め、共感することができる学生を育てるための教育方法と教育効果について、検討した。学生のふり返りを分析し、表現することの楽しさを実感している姿や、子どもの気持ちに寄り添うことや多様な「表現」に気づき、受け止め、共感することの重要性を学んでいる様子が覗えた。
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(6)共著2022年05月日本保育学会第75回 大会発表論文集中西利恵、曲田映世493-494学生が保護者と直接かかわることができる保護者参加型の教育プログラムに参加し実践経験を1年以上(参加回数では6回以上)重ねた学生が、実践後に作成する活動記録の「保護者関連」に記述する内容について特徴や傾向を把握する。プログラム実践経験が1年以上の学生の中から、経験を重ねた学生の中でもより豊富な経験を有する2年以上(参加回数では12回以上)の学生を抽出し、2年以上経験の学生と、1年以上2年未満経験の学生の比較を通して保護者との交流経験年数による特徴を検討した。経験を重ねることにより、若手保育者が保護者支援の課題ととらえている応答的コミュニケーションや傾聴スキルを高めている様子がうかがえた。保護者の表情や態度の変化に注意しながら対応しというように「保護者対応行動尺度項目」に当てはまるような保護者対応力を、養成段階で身に付けてきていることが推察された。
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(10)-10 年間の取組みの成果と展望-共著2022年05月日本保育学会第75回 大会発表論文集木村久男、進藤容子、曲田映世、渡部理恵、中西利恵483-484相愛大学子ども発達学科では、学生の自然への興味・関心を高め、自然への感性を育む教育方法の研究に継続して取り組んできた。継続して開発してきた学習環境「相愛ビオトープとつどいの里山」の約10 年間の取組みを総括し、本学習環境のもつ意味、自然学習環境を生かした学びの在り方を考察した10年間の取組みをふり返り、ビオトープを「ため池」型として持続性を高めたこと、「里山的環境」によって、“使い込み”が可能な状況を作ったこと、科目間で連携し、4年間を通して子どもとの活動を展開したこと、が本取組みにおいて特に重要な点であることが確認できた。
幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした実習記録の様式の変更と学生の学び共著2022年05月日本保育学会第75回 大会発表論文集 曲田映世、中井清津子481-482実習記録の様式を変更したことが、学生の学び(子どもの発達理解・保育者のかかわり方・環境等)にどのように影響しているのかを分析し実習記録の様式について検討することを目的とした。学生からの感想では、実習記録様式が改善したことによって、子どもの行動の意味を理解し、自分のその時々の課題が明確になり、省察を深めることができるため効果があったと考えられた。このことから、子ども理解や保育者の援助に対して具体的な視 点を持って実習記録を書くことで、子どもの実態や保育に対する理解が深まっていることが推察できた。