書名 | 単著・共著 | 年月 | 発行所、発表雑誌 (及び巻・号数)等の名称 | 編者・著者(共著の場合のみ) | 該当ページ数 | 概要 |
保育所における保育職継続のための支援に関する研究 | 共著 | 2011年09月 | 全国保育士養成協議会第50回研究大会(於富山県民会館) | 中西利恵、松本敦、直島正樹、鈴岡昌宏、曲田映世 | 416 | 保育現場における保育職継続のための支援の実態を把握するため、大阪市内の保育所(施設長・主任等)を対象に調査を実施した。新採用職員への支援体制や新任職員研修内容の分析から、現場はさまざまな支援を実施している様子がうかがえた。
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保育所における保育職継続のための支援に関する研究(2) | 共著 | 2012年09月 | 全国保育士養成協議会第51回研究大会(於京都文教大学、京都文教短期大学) | 中西利恵、松本敦、直島正樹、鈴岡昌宏、曲田映世 | 340-341 | 保育現場における保育職継続のための支援の実態を把握するため、大阪市内の保育所(施設長・主任等)を対象に調査を実施し、分析を通して保育現場と保育士養成校が連携した就業支援を検討してきた。本研究では、質問間のクロス集計と自由記述の分析を元に、保育所が取り組む内容の傾向や具体的な工夫内容などについて明らかにした。
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変化の時代における保育者養成教育のあり方(1)-特に学外実習指導において「協働」をキーワードに教育方法の工夫- | 共著 | 2012年09月 | 真宗保育学会第19回大会(於相愛大学) | 山口美智子、中西利恵、高岡昌子、木村久男、直島正樹、細川速見、岩口摂子、甲斐真知子、川中美津子、雲井稔、山本和明、渡部美穂子、曲田映世、井上律恵、藤本麻子、田宮雅美 | 24-25 | 相愛大学人間発達学部子ども発達学科における取り組みとして、入学する学生の変貌に対応し、一人ひとりの学びの実態に応じた養成教育について「協働」をキーワードに検討した。その上で、特に、学外実習の指導を中心に教育方法のあり方について報告した。
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変化の時代における保育者養成教育のあり方(2)-保育実習における効果的な個別事後指導実施の検討- | 共著 | 2012年09月 | 真宗保育学会第19回大会(於相愛大学) | 中西利恵、山口美智子、高岡昌子、木村久男、細川速見、岩口摂子、川中美津子、山本和明、渡部美穂子、曲田映世、藤本麻子 | 26-27 | 多様な学生の一人一人の学びに向き合った教育実践の質を高めるため、さらに事前・事後指導のあり方についても検討を行っている。その中でも、保育実習における学科専任教員全員での学生による実習後の「自己評価」の活用し、効果的な個別事後指導の実施をめざした教育方法について研究した。その結果、現場評価と自己評価の比較を参考に、具体的な課題に展開させ指導されている様子がうかがえた。
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保育所における保育職継続のための支援に関する研究(3) | 共著 | 2013年05月 | 日本保育学会第66回 大会発表論文集 (於中村学園大学・短期大学部) | 曲田映世、直島正樹、中西利恵 | 954 | 保育現場における保育職継続のための支援の実態を把握するため、大阪市内の保育所(施設長・主任等)を対象に調査を実施し、分析を通して保育現場と保育士養成校が連携した就業支援を検討してきた。本研究では、保育職継続支援に関連した養成校への要望・意見」の自由記述を分析対象とし、保育現場および保育士養成校で共有可能な情報提供を抽出したことから、保育現場と養成校との連携を強化する上で、保育現場からみた養成校の課題が明らかになった。さらに、養成校教員の質的向上に関する課題(実態調査)と比較することにより、両者の課題の共通点もみえてきたため、現場も共に考えていく必要であることが示唆された。 |
大学キャンパスにおいて保育者養成学生の自然への感性を育てるしかけ作り(1) | 共著 | 2013年09月 | 全国保育士養成協議会第52回研究大会(於かがわ国際会議場) | 中西利恵、木村久男、石沢順子、曲田映世、井上律恵、藤本麻子 | 360-361 | 保育者や教師自身の自然体験の減少や若い世代の「理科離れ」や虫嫌いが問題としてあげられている。本研究では、保育者・教員をめざす学生が、大学キャンパス内において自然(動植物等)と日常的にふれあい、自然に親しみを持ち、「自然を『みる目』を養う」ことを目的としたしかけ作りの取り組み方法に関する検討と実施について報告し、しかけの作りの今後の展開について提案した。 |
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(2)-「田んぼ&ため池ゾーン」での稲作体験を中心とした展開- | 共著 | 2014年05月 | 日本保育学会第67回 大会発表論文集 (於大阪総合保育大学・大阪城南女子短期大学) | 木村久男、中西利恵、石沢順子、曲田映世
| 827 | 相愛ビオトープの「田んぼ&ため池ゾーン」を活用した稲作体験を通しての、自然への感性を育てるしかけづくりの実践と学生の学びについて報告し、園児の想像以上に生き物への強い興味や執着を示す姿への気づきや、稲の成長が気になり先生と一緒にキャンパスに見に来る姿なども、子どもたちへの援助方法を考えるきっかけとなった。
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保育者養成における音楽的能力の育成に関する一考察-保育現場における歌唱活動に焦点をあてて- | 単著 | 2014年05月 | 日本保育学会第67回 大会発表論文集 (於大阪総合保育大学・大阪城南女子短期大学) |
| 821 | 保育者養成校の限られた時間で、学生たちに子どもが真似したくなるような歌声を身に付けさせるための歌唱指導を検討する。そのために保育現場での歌唱活動の現状を調査し、事例を通して考察し、裏声が有効であると考えられた。
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保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(3) | 共著 | 2015年05月 | 日本保育学会第68回 大会発表論文集 (於椙山女学園大学) | 中西利恵、木村久男、石沢順子、進藤容子、曲田映世、渡部理恵 | | キャンパス内の学習環境「相愛つどいの里山(相愛ビオトープや山の畑、田んぼや相愛の森など)」を活用し、地域の子どもたちの自然体験活動と学生の「子どもの自然へのかかわりを援助する力」の養成をめざしたプロジェクトの開発と実施を試みた。本研究では、あらたな教育方法による実践と教育効果について検討し報告し、子どもへのサポートを通して自身にとっても自然体験となったことや保護者とも接するよい機会となったことがうかがえた。 |
学生の自己評価と現場評価を活用した保育所実習指導方法の研究 | 共著 | 2015年05月 | 日本保育学会第68回 大会発表論文集 (於椙山女学園大学) | 曲田映世、中西利恵 | | 学生の実態に合わせた実習指導の実施方法として、学生の自己評価と現場評価を活用した指導方法について、保育所実習を対象に検討した。その結果、自己評価と現場評価を活用してふりかえりや個別指導による実習指導方法を工夫することで、学生が自己課題をより明確する姿がみとめられた。
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保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(4)-科目間連携による効果的な学びの実現をめざして- | 共著 | 2016年05月 | 日本保育学会第69回 大会発表論文集 (於東京学芸大学) | 木村久男、中西利恵、進藤容子、石沢順子、直島正樹、中井清津子、曲田映世 | 843 | キャンパス内の学習環境を活用し、学生の「子どもの自然へのかかわりを援助する力」の養成をめざした教育方法の工夫を行ってきた。次の段階として、4年間のカリキュラム編成方針を踏まえ、より効果的な学びの実現をめざして、科目間連携による教育方法の研究に取り組んでいる。本研究では、科目間連携による新たな教育方法の実践と教育効果について検討し報告した。 |
保育者養成校における実習指導方法の開発(1) | 共著 | 2016年05月 | 日本保育学会第69回 大会発表論文集 (於東京学芸大学) | 曲田映世、中井清津子、中西利恵 | 999 | 保育現場との効果的な連携方法を開発し、学び続ける保育者としてのキャリア形成支援につなげることを目的に研究に取り組んでいる。本研究ではその第一段階として、実習を対象に、保育現場との実質的な連携方法を探ることを目的とし、実習での不安とその変容が明らかとなった。 |
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して | 共著 | 2017年03月 | 日本保育者養成教育学会第1回研究大会プログラム・抄録集
(於白百合女子大学) | 曲田映世、松島京、直島正樹、中西利恵 | 125 | 養成校と保育現場は保育者養成において実習を中心に連携は行っているものの、単なる実習先としての提携ではなく、実質的な協働方法の開発と実施が求められている。保育現場の実習指導者が抱える課題を明らかにし、養成校と現場双方の実習担当者が共有かつ活用できる教育方法の開発
が、養成校が現場との協働により取り組むべき課題の一つである。そのため、保育士資格と他の資格・免許の実習実施関連の基準等について整理し、協働の方法を検討した。
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保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(5)-キャンパスの自然環境を生かした取り組み(秋冬編)- | 共著 | 2017年05月 | 日本保育学会第70回 大会発表論文集 (於川崎医療福祉大学) | 木村久男、中西利恵、曲田映世、横島三和子、進藤容子、直島正樹、渡部理恵
| 808 | 学生の自然への感性を高める教育方法の開発に組織的に継続して取り組んできた。地域の人々との年間を通した自然体験活動から、秋冬に実施している3種類の実践と教育効果について報告した。 |
保育者養成校における実習指導方法の開発(2) | 共著 | 2017年05月 | 日本保育学会第70回 大会発表論文集 (於川崎医療福祉大学) | 曲田映世、中井清津子、中西利恵
| 640 | 学び続ける保育者としてのキャリア形成支援につなげるために、不安の変容について詳細を明らかにし、保育現場との具体的な連携や効果的な協働方法について探った。「教師の関わり」が軽減の要因となっていることがわかった。
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保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究-「実践」を軸とした段階を追った学び(第1段階)- | 共著 | 2017年05月 | 日本保育学会第70回 大会発表論文集 (於川崎医療福祉大学) | 中西利恵、曲田映世 | 1198 | 保護者に対する支援を実践できる力の養成のための第1段階として、ファーストステージの1回生を対象に、保育施設に子どもを預ける保護者への理解を深めることを目的に実施している講座「保護者の声から学ぶ」の実践と教育効果について報告した。
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保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究-ICTを活用した表現活動の授業実践について- | 単著 | 2018年03月 | 日本保育者養成教育学会第2回研究大会プログラム・抄録集
(於共立女子大学) | | 123 | 保育現場では子どもたちに豊かな感性や表現する力を育てる一環として、表現活動が取り入れられている。そこで本研究は、子どもが楽しく心地よい歌を聞き、自分も保育者と同じように表現したいと思えるような表現活動をわずかな時間で習得するための方法として、ICTを活用した。その授業実践を報告した。 |
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して(2) | 共著 | 2018年03月 | 日本保育者養成教育学会第2回研究大会プログラム・抄録集
(於共立女子大学) | 松島京、曲田映世、直島正樹、中西利恵 | 110 | 保育所および認定こども園の保育実習指導者を対象とした保育実習指導のための体系的かつ実践的な研修会の実施状況について整理・集約をし、保育実習指導における保育者養成校と現場との具体的な協働の方法を検討した。
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保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(6) | 共著 | 2018年05月 | 日本保育学会第71回 大会発表論文集 (於宮城学院女子大学) | 木村久男、中西利恵、曲田映世、横島三和子、進藤容子 | 968 | 学生の自然への感性を高める教育方法の開発に、組織的に継続的して取り組んできた。「子どもの自然への関わりを援助する力」の養成を目指す取り組みの教育効果を高めるため、すでに5つの視点から実践を検証し、報告を行ってきた。本研究では、「深い学びをめざした学習環境『相愛農園』開発による実践」と教育効果について検討し報告した。
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保育者養成校における実習指導方法の開発(3) | 共著 | 2018年05月 | 日本保育学会第71回 大会発表論文集 (於宮城学院女子大学) | 曲田映世、中井清津子、中西利恵 | 793 | 実習での不安とその変容の実態が明らかとなり、「教師の関わり」が軽減の要因となっていることがわかったが、保育技術に対する不安が軽減されず、実習生に求める内容に養成校と現場間に依然としてズレが感じられた。そのため、ズレの解消に向けた保育現場との具体的な連携や協働方法について探ることを目的に、不安を対象に継続して調査し、不安の実態と変容について検討した。 |
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(2)-保護者参加型の教育プログラムの実践- | 共著 | 2018年05月 | 日本保育学会第71回 大会発表論文集 (於宮城学院女子大学) | 中西利恵、曲田映世 | 636 | 保護者支援力について、養成段階でキャリア形成の土台をつくるために、「親子との関係をつくる」という経験を積める仕組みを正課教育内だけでなく、準正課教育としても取り入れている。それらの“実践を通した主体的学び”(実践教育の充実による先生力の育成)プログラムの中から、保護者参加型の教育プログラムの実践について、取り組みの概要を報告した。
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保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(2) | 単著 | 2019年03月 | 日本保育者養成教育学会第3回研究大会(東北福祉大学) | | | 保育者として求められる表現活動は、技術的な側面を伸ばすだけではなく、「学生自身の表現する力を育てる」ことが大切である。本発表では学生自身の表現する力を育てるための教育方法としてワークシートを作成した。その分析から学生の学びを明らかにし、教育効果を報告した。 |
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して(3) | 共著 | 2019年03月 | 日本保育者養成教育学会第3回研究大会(東北福祉大学) | 松島京、曲田映世、直島正樹、 中西利恵、中井清津子 | | 保育現場と養成校が緊密に連携を取りながら、且つ学生が自らの課題を発見できるような実習を展開するための、具体的な教育方法について検討を進めている。本発表では、全国保育士養成協議会が示す新しい実習評価票(『保育実習指導のミニマムスタンダードver.2』)を用いて、それに関する質問紙調査を行った結果・考察について報告した。
*2018年度相愛大学研究助成重点研究A助成金の一部。 |
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(3) | 共著 | 2019年05月 | 日本保育学会第72回 大会発表論文集 (於大妻女子大学)
| 中西利恵、曲田映世 | 999-1000 | 正課教育と準正課教育の両方で保護者参加型の教育プログラムを展開する教育方法を試みてきた。その中から特に「活動の実施回数」と「学生の意識」の課題改善をめざし、保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の開発を実施してきた。その実践方法と教育効果について報告した。
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保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(7) | 共著 | 2019年05月 | 日本保育学会第72回 大会発表論文集 (於大妻女子大学)
| 木村久男、中西利恵、進藤容子、曲田映世、横島三和子、渡部理恵 | 1147-1148 | 「子どもの自然への関わりを援助する力」の養成をめざした実践を対象に、これまで6 つの視点から検証し報告を行ってきた。本研究では7 つ目の視点として「相愛ビオトープとつどいの里山」学習環境による「主体的・対話的で深い学び」の実現をめざした「カリキュラムの見直し」と「真に身近な学習環境づくり」から、実践方法と教育効果について検討し報告した。
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幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした事前事後指導における教育方法の研究(1) | 共著 | 2019年05月 | 日本保育学会第72回 大会発表論文集 (於大妻女子大学) | 曲田映世、中井清津子、中西利恵 | 1149-1150 | 「教職課程コアカリキュラム」の教育実習に関する「保育内容の指導及び学級経営に関する事項」の到達目標を実習指導の目標として設定し、保育者養成教育の実習指導における事前事後指導の方法について研究を継続している。本研究では、その事前事後指導の教育方法と教育効果について報告した。 |
保育者養成校と現場が協働して行う実習を目指して(4) | 共著 | 2020年03月 | 日本保育者養成教育学会第4回研究大会発表論文集(福山市立大学) | 松島 京、曲田 映世、中西 利恵 | 180 | 保育現場と養成校が緊密に連携を取りながら、且つ学生が自らの課題を発見できるような実習を展開するための、具体的な教育方法について検討を進めている。本発表では、実習担当者の意見としてこのような傾向の一般性について検討するため、2019年度の「保育所実習」の実習指導担当保育士を対象に再度調査を実施し、昨年度の調査結果と比較することとした。 *2019年度相愛大学研究助成重点研究A助成金の一部。 |
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(3) | 単著 | 2020年03月 | 日本保育者養成教育学会第4回研究大会大会発表論文集(福山市立大学) | | 184 | 領域「表現」における音楽表現のねらいおよび内容、音環境についての理解を深め、生活の中の子どもの音楽表現に気付き、その表現力を伸ばすように豊かな感性を身につけることを目標としてICTを活用した授業実践について報告した。 |
幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした事前事後指導における教育方法の研究(2) | 共著 | 2020年05月 | 日本保育学会第73回 大会発表論文集 (於奈良教育大学) | 曲田映世、中井清津子、中西利恵
| 369-370 | 平成29年に中央教育審議会にて取りまとめられた「教職課程コアカリキュラム」の教育実習に関する「保育内容の指導及び学級経営に関する事項」の到達目標を実習指導の目標として設定し、教育方法の研究を進めてきた。
本研究では、さらに教育効果を高める教育方法を探るため、模擬保育時と実習時の指導計画の分析を中心に検討し報告した。 |
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(4) | 共著 | 2020年05月 | 日本保育学会第73回大会発表論文集 | 中西利恵、曲田映世 | 375-376 | 過去の幼稚園教育要領の解説書を対象に、家庭や保護者との関係のあり方・とらえ方(目的や意義、方針や方法等)に関する内容を分析し、保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の参考となる内容について検討した。 |
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(8) | 共著 | 2020年05月 | 日本保育学会第73回大会発表論文集 | 木村久男、中西利恵、進藤容子、曲田映世、横島三和子、渡部理恵 | 367-368 | ICT を活用した自然への感性を育てるしかけづくりの実践方法と教育効果の検討と報告を行った。「相愛ビオトープとつどいの里山」の学習環境を活用し、4年間を通じて計18 科目が連携して体験的学習を実施している。科目間と履修年次を横断した体験的学習を展開しICTを活用した実践の効果を高める方法を検討し、導入や方法の共有を試みている。ここでは、ICTの活用による自然への感性を育てる教育方法として、新たな学習環境(ドキュメンテー
ションゾーン)の活用を試みた実践科目と、複数の科目にまたがって作成するポートフォリオを活用した実践科目について、実践方法と教育効果について報告した。 |
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(4) | 単著 | 2021年03月 | 日本保育者養成教育学会第5回研究大会大会発表論文集 | | 98 | 表現することの楽しさを実感するとともに、子どもの素朴な表現を見出し、受け止め、共感することができる学生を育てるための教育方法と教育効果について、検討した。学生のふり返りを分析し、表現することの楽しさを実感している姿や、子どもの気持ちに寄り添うことや多様な「表現」に気づき、受け止め、共感することの重要性を学んでいる様子が覗えた。 |
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(5) | 共著 | 2021年05月 | 日本保育学会第74回 大会発表論文集 | 中西利恵、曲田映世 | 1009-1010 | 保護者参加型の教育プログラムに参加し、保護者と関わる経験を有する学生と、全く経験がない学生とでは、保護者支援・子育て支援に関する捉え方や理解が異なってくるのかどうかを探ることを目的とした。具体的には、3回生後期開講で保護者支援・子育て支援についての授業で実施している、演習課題への取り組み内容の分析し検討した。保護者参加型教育プログラムでの実践経験の「あり」「なし」で比較検討した結果、実践経験のない「なし群」は、加賀谷らの研究結果にみられた「自信のない学生」の傾向と類似していた。保護者と直接関わる経験が影響している可能性が示唆された。 |
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(9) | 共著 | 2021年05月 | 日本保育学会第74回 大会発表論文集 | 木村久男、進藤容子、中西利恵、曲田映世、渡部理恵 | 1003-1004 | 相愛大学子ども発達学科で10年にわたり組織的に取り組んでいる「学生の自然への感性を高める教育方法」について,9つ目の視点として、「感性を育てる実践方法と教育効果」について、学生の「自然への感性の育ち」に関する振り返りコメント等から検討し、報告した。これまで「自然への感性を育てる」とは、「自然を『見る目』」を育てる」こととして様々な自然体験活動に取り組んできた。「子どもの目線」「子どもの感性」「支援する力」「命を育て命をいただく栽培活動」「協働」などを通して、「虫」や「土」を『見る目』も変化し、育ってきていることが示唆された。 |
幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした事前事後指導における教育方法の研究(2) | 共著 | 2021年05月 | 日本保育学会第74回 大会発表論文集 | 曲田映世、中井清津子、中西利恵 | 1001-1002 | 保育者養成教育の実習指導における事前事後指導の方法として、模擬保育時の指導計画を実習時に変更した理由を分析することにより、幼児の実態を理解した上で、適切な指導計画で保育実践できるという目標に迫ることを目的とした。一度模擬保育で経験していることにより、活動の流れや展開、幼児の行動が概ね把握できているためであると考えられ、幼児の人や物に関わっている姿をよく観察し、発見していることや工夫しているところなどを理解しようとするゆとりが生まれているとも考えられた。 |
保育者養成課程における表現活動の指導方法に関する研究(5) | 単著 | 2022年03月 | 日本保育者養成教育学会第6回研究大会発表論文集 | | 88 | 表現することの楽しさを実感するとともに、子どもの素朴な表現を見出し、受け止め、共感することができる学生を育てるための教育方法と教育効果について、検討した。学生のふり返りを分析し、表現することの楽しさを実感している姿や、子どもの気持ちに寄り添うことや多様な「表現」に気づき、受け止め、共感することの重要性を学んでいる様子が覗えた。 |
保護者支援を実践できる保育者を養成する教育方法の研究(6) | 共著 | 2022年05月 | 日本保育学会第75回 大会発表論文集 | 中西利恵、曲田映世 | 493-494 | 学生が保護者と直接かかわることができる保護者参加型の教育プログラムに参加し実践経験を1年以上(参加回数では6回以上)重ねた学生が、実践後に作成する活動記録の「保護者関連」に記述する内容について特徴や傾向を把握する。プログラム実践経験が1年以上の学生の中から、経験を重ねた学生の中でもより豊富な経験を有する2年以上(参加回数では12回以上)の学生を抽出し、2年以上経験の学生と、1年以上2年未満経験の学生の比較を通して保護者との交流経験年数による特徴を検討した。経験を重ねることにより、若手保育者が保護者支援の課題ととらえている応答的コミュニケーションや傾聴スキルを高めている様子がうかがえた。保護者の表情や態度の変化に注意しながら対応しというように「保護者対応行動尺度項目」に当てはまるような保護者対応力を、養成段階で身に付けてきていることが推察された。 |
保育者養成校学生の自然への感性を育てるしかけづくり(10)-10 年間の取組みの成果と展望- | 共著 | 2022年05月 | 日本保育学会第75回 大会発表論文集 | 木村久男、進藤容子、曲田映世、渡部理恵、中西利恵 | 483-484 | 相愛大学子ども発達学科では、学生の自然への興味・関心を高め、自然への感性を育む教育方法の研究に継続して取り組んできた。継続して開発してきた学習環境「相愛ビオトープとつどいの里山」の約10 年間の取組みを総括し、本学習環境のもつ意味、自然学習環境を生かした学びの在り方を考察した10年間の取組みをふり返り、ビオトープを「ため池」型として持続性を高めたこと、「里山的環境」によって、“使い込み”が可能な状況を作ったこと、科目間で連携し、4年間を通して子どもとの活動を展開したこと、が本取組みにおいて特に重要な点であることが確認できた。 |
幼稚園教育実習の到達目標の達成をめざした実習記録の様式の変更と学生の学び | 共著 | 2022年05月 | 日本保育学会第75回 大会発表論文集 | 曲田映世、中井清津子 | 481-482 | 実習記録の様式を変更したことが、学生の学び(子どもの発達理解・保育者のかかわり方・環境等)にどのように影響しているのかを分析し実習記録の様式について検討することを目的とした。学生からの感想では、実習記録様式が改善したことによって、子どもの行動の意味を理解し、自分のその時々の課題が明確になり、省察を深めることができるため効果があったと考えられた。このことから、子ども理解や保育者の援助に対して具体的な視
点を持って実習記録を書くことで、子どもの実態や保育に対する理解が深まっていることが推察できた。 |